
僕は現在ぬいぐるみ作家と教室講師を兼ねて、ぬいぐるみメインで活動していますが、昔からぬいぐるみ好きだと思われていますが、実はぬいぐるみに興味を持ったのはかなり最近で、今から13年程前です。
作ることと絵を描くことは小さいころから大好きでしたが、その中には「ぬいぐるみを作る」は入っていませんでした。
ぬいぐるみに出会うまで、本当に色々なことに手を出し、ぬいぐるみに出会う直前は、陶人形に熱中していました。
退職して教室経営兼作家になることを決めた時も、陶人形がメインでぬいぐるみはサブ的な位置付けでしたが、自分にはぬいぐるみの方があっていたらしく、周囲は圧倒的にぬいぐるみを支持してくれたのです。
作家活動を始めてしばらく(1年位)は、ぬいぐるみと陶人形を並行して作っていましたが、作る楽しさは、ほぼ変わりません(若干陶人形の方が上かも)。
圧倒的に違うのは、ぬいぐるみは制作している段階で、命が宿るように感じられること。
眼を入れた瞬間、あるいは、頭手足を繋いだ瞬間。
この感覚は、陶人形制作では感じられなかったことです。
とても愛おしい感覚がこみ上げてきます。
また、誰かの手に渡った後、SNSで自分が作成したぬいぐるみが数年たっても可愛がられていることがわかったとき、至福の喜びがあります。
抱っこしたり、話しかけたり、お出かけ先に連れて行ったり。残念ながら陶人形はそのような可愛がられ方はしません。
このような喜びを一人でも多くの人に知ってもらいたくて、2冊の本を上梓しました。
特に2冊目は、大勢の方に喜んでいただいているようで、本望です。
制作中は大変なプレッシャーでしたが、Amazonなどのレビューなどを読むと、苦労した甲斐があったと思っています。
残念ながら教室の方は、一人で、かつ少人数制(Max3人。大体1~2人でレッスン)で行っているため、大勢の方のご希望に添えないでいます。

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