Che carinal!~かわいいもの展

i-ppoたおか 田岡正臣 経堂 東京 テディベア 山羊
出展作

以前、NEWS欄でお知らせした、Ritti Bear(リッティベア)さん主催により、2月に大阪で開催される「Che carina! かわいいもの展」に出展する作品が、写真の山羊に決まりました。

この企画展は、参加作家が1作品ずつ新作を出展するもので、Ritti Bearさんが随時企画している一連の作品展のひとつで、僕は初参加となります。

全国から64名のテディベアを中心とした、ぬいぐるみ・動物作家が1点ずつ出展します。

(開催場所、期間は下に追記しました。)

今回は和紙(雲龍紙)のペーパードールを出展する予定でしたが、和紙の上に、フェルトシートを

薄く敷いて、下の和紙が透けて見えるように工夫しました。

遠目は、羊毛フェルト人形に見えますが、近くで見ると、和紙が透けて見えるので、独特の質感になっている、と思っています。

芯が、紙粘土なので、羊毛フェルトのように型崩れしないのが、売りです。

蹄の部分は、レジンでコーティングしました。渾身の力作です。カウベルもちょうどいい大きさのモノが手に入りました。

 動物は、最初から山羊に決めていましたが、もっとマイナーな動物でもよかったかな、と若干後悔もしています。

なにしろ、自分より遥かに実力のある作家さん達が沢山参加していますので、クマやネコなどの、メジャー?な動物では、とても太刀打ちできないだろう、と比較的マイナーな山羊にしたわけです。

(しかし、出展作の中に山羊が沢山いるかもしれませんが・・・。)

でも、今回の作品は、自分では、とても気に入っています。

関西在住で、お時間のある方は、是非会場に足を運んで頂ければな、と思います。

ご存知の方も多いでしょうが、この一連の企画展は、開催期間が終了した後、Ritti Bearさんのサイトでも、全作品を観ることが出来ます。

しかも、サイトの掲載終了まで、ネット上で、購入を希望する方の応募を受けつけています。

1作品に2名以上応募があった場合は、講習者を抽選で決めるとのこと。)

是非、サイトを訪問してみてくださいね。

 

Che carina! かわいいもの展」

開催場所 ギャラリーsiroiro/シロイロ(開催期間中に、購入希望を応募できます。)

大阪府大阪市北区黒崎町14-4 http//siroiro.strinkingly.com/

開催期間 28日(水)~12(日)  11:0018:00

 

ホームページ掲載期間(=応募期間)213日(月)~26日(日)

 

 http//www.rittibear.com

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不安は必要?

i-ppoたおか イラスト 東京 経堂 ハンドメイド 陶器 ねこ ネコ
ブサイクなねこさん

 昨日読んだ本で、目からウロコが落ちたことが書いてあったので、ご紹介します。

ネズミを使って、ベルを鳴らすと餌を上げるという実験を繰り返すと、ベルを鳴らすだけでドーパミン(快感をつかさどる脳内物質)が出てきます。これはパブロフの犬の条件反射の話で、皆さんご存知のことですね。

問題はここからで、1000回中1000回餌を上げていると、やがて、ベルが鳴ってもドーパミンが出なくなるらしいのです。

最も効率よくドーパミンが出るのが、確率50%の時で、貰えるか貰えないか、わからないという時に、最もエキサイトするらしい。

著者は、これはおそらく人間にも当てはまることで、予測できない未来があればこそ、人はモチベーションを持ち得る、としています。あー、そうなのだ、と思いました。

イベント・展示会の前は、ワクワク半分不安半分ですが、不安が勝るときもあります。

「はたして、今回用意した作品は、観に来た人たちに受け入れられるだろうか」という不安ですね。

でも、もし、事前に100%大受けするとわかっていたらどうでしょう。しかも毎回!(まあ、そんなことはあり得ないですが。)。

不安はなくなるでしょうが、ワクワクもなくなる。さらに、制作過程でも、創意工夫しよう、もっと良いものを作ろう、というモチベーションもなくなるように思います(もうすでに大受けしているのですからね。)。

敵がやたら弱くて、トラップも易しい、簡単にクリアできるゲームのように、実に刺激のない、つまらない創作活動に終始することになります。

悩んだり、不安に持ったりすることからこそ、モチベーションがキープできて、達成した時の喜びがある、ということがわかれば、湧き上がる不安感、心配は、必要だから起こっていると思えば、無理に消すこともない、ということ。

この発想=程々の心配・不安はむしろ必要、があれば、今後創作活動が、ずいぶんスムースになるような気がしますが、果たしてどうでしょうか。

これを読んでいる人で、創作している人、お互い、イベント前の不安は、あった方がいい、と思いましょうね。

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他人の影響

i-ppoたおか 田岡正臣 経堂 東京 ねこ イラスト
仲良くしてね

あるイベント主催者から聞いた話。

「有名作家のモノマネをしている作家さんと話をしてみると、大抵の場合、当人は気づいてないようだ。知らず知らずのうちに、影響を受けて、亜流になっているが、周囲から、〇〇さんに似ているね、と言われても、〇〇さんのレベルに到達している、と解釈するらしい。」

意図的にコピーをするのは犯罪ですが、本人に自覚がない場合、殆どホラーです。

インスタをみても、人気作家さんの作品と見間違うばかりに似た作品を堂々とアップする人がいます。

先日もテディベア作家渡辺利絵さんの「そっくりさん」に、ネットで遭遇し、口があんぐり開きました。

hippie cocoさんの亜流はどんどん増殖し、僕の個人的意見ですが、hippie coco系として、もはや一大ジャンル(ちょっと似ている人も含めると、もの凄い数になると思います。この人の作品は真似しやすいのでしょうか。)を築いているように思います。

展示会、イベントを見に行っても、人気作家の作品に似ている人がいます。

似ているくらいなら、まだ許せる範囲ですが、作者名を伏せると、有名作家さんの作品かと思われるような作品創りをして、当人が気づいてない、というのは悲劇です。

これは、絶対個性ではないし、オリジナリティがあるとも言えません。

元ネタの作家が個性豊かな人だと、自分も個性豊かな作品を作っていると誤解するでしょう(ドールやテディベア、ぬいぐるみのFANでない限り、大抵の人は、元ネタの作家を知りませんから、真似した作品でも、個性的だね、と言って褒めます。)

僕も好きな作家がいますが、出来上がったものが、その人の作品に似ていないか、度々チェックしています。

もし、連続で二人以上の人から「〇〇さんの作品を思い出すね」「〇〇さんが好きでしょう」と言われたら、これは、亜流の要素があるかも、と反省した方がいいでしょう。

でも、僕も海外作家の作品は、殆ど知りませんから、特定の海外作家の影響を強く受けて、亜流になっている人もいるかもしれせんね。周囲にから指摘も受けないので、いつまでも自覚しない可能性もあります(昔、美大の教授で、意図的にイタリアの画家の真似をして、展覧会の受賞を取り消された人がいましたね。)。

他人の作品を鑑賞したとき、強いインスピレーションが湧き上がり、それをヒントとして自分流に咀嚼して、エッセンスを取り込んでいくのは、誰もがしていることですが、すごく好きな作家がいる人で、自分も作るという人は、(自戒も含め)余程気を付けた方が良いでしょう。

 

 

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ドールショー48に行く

個展に出展した布の女の子達
個展に出展した布の女の子達

1月15日、池袋サンシャイン内の展示ホールで開催された、「ドールショー48冬」に行ってきました。

この、横浜に事務局があるドールショーは、冬、春、初夏、秋、と毎年4回開催されますが、ブライスやリカちゃんを代表する、女の子の人形がメインで、展示作品の8割以上を占めています。

出展者は300人弱位でしょうか?

テディベアやぬいぐるみが好きな人が行くと、少し拍子抜けするかもしれません。テディベアやぬいぐるみも出展されていますが、圧倒的少数派です。

ドールショーに行ったのは、実に3年ぶりで、一種独特な雰囲気があり、お客さんに男性が多いのも特徴です。

このイベントでは、本格的なビスクドールの出展は殆どなく、ドールワールド実行委員会が年2回開催するドール系イベントと比べ、球体関節人形や、ブライスやリカちゃん系の人形に特化したイベントかと思われます。

僕自身は、動物の人形・ぬいぐるみをメインに制作しているため、若干アウェイな感じなのですが、実は、布製の女の子の人形に対する制作意欲は大いにあり、昨年1月に開催した個展では、数点出展していましたが、その後全く制作に手を付けておらず、何かヒントになることはないかと思い、今回のドールショーに、行ってみたのです。

まず感じたことは、大半の人形が、ブライスを代表する数種類のパターンに分けられ、どれも同じ顔をしていること。

人形用の、服、靴、装飾品の出展がやたら多いこと。着せ替えてして遊ぶ、ということなのでしょうか。

カメラをぶら下げたお客さんがやたら多いこと。

 

自分が作ろうとしているのは、変な顔をした、個性的な布製の人形なので、このドールショーとは、かなり異なったジャンルになるだろう、と思った次第です。

日本でも、昭和時代には、布製の人形は結構人気があったのですが、欧米では、今でも、一大ジャンルを築いています(インスタグラムでも、沢山の作家を発見しました。)。

何故、日本では布製の人形が作られないのか、何故人気がないのか、少し研究してみよう、と思っています。

(知っている人がいれば、どうか教えてください。)

 

なお、次回の「ドールショウ49春」は、2017320日(月祝)、浅草の、東京都立産業貿易センター台東館にて開催される予定です。

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平櫛田中について

平櫛田中の作品
平櫛田中の作品

平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)をご存知ですか?

六十七十は 鼻たれ小僧 おとこざかりは百から百から」という言葉で有名な、死の直前まで制作し続けた、日本を代表する彫刻家です。

 明治5(1872)に生まれ、昭和54(1979)に、107歳で亡くなったのですが、僕がこの人に興味を持ったのは、100歳の時、30年分の材料を購入した、という話を聞いた時です。100歳の時点で、なんと、130歳まで作品を作り続けようとしていたのです。

(今回ネットで調べたところ、話は少し違っていて、いつでも制作に取り掛かれるようにと、金銭に余裕がある98歳の時に買いためていた材木が、100歳の時に、30年分残っていた、ということらしい。まあ、ほぼ同じことですが。)

「いまやらねばいつできる、わしがやらねば、だれがやる。」が口癖で、色々な伝説、逸話がありますが、もうひとつ有名なのが、90歳を超えるころ、70歳の友人の陶芸家と展覧会に行ったとき、もう一箇所、別の展覧会を観ていこうということになり、二人で歩いていたら、けっこう距離があり、くたびれた友人がタクシーを呼んだら、「若造の癖にだらしない」といって田中(でんちゅう)が、カンカンになって怒ったという話です。物凄いエネルギーの持ち主だったのです。なにしろ70歳が若造ですから。

晩年まで精力的に活躍した芸術家に、ピカソ(91歳)やバルテュス(92歳)、がいますが、晩年の創作活動は、彼らを遥かに凌駕し、まさにギネス級です。

(バルテュスについては、書きたいことがあるので、また別の機会にお話しします。)

おそらく、並みの人は、70歳後半あたりから、気力が衰え、創作意欲も枯れてくくるのでは、と思われます。

世界の巨匠と言われる人たちでも、ピカソなど一部の例外を除けば、自分の頂点のころの作品の劣化版のような作品を描く人、作る人が多いのでは?

作家の横溝正史が、晩年「田中(でんちゅう)さんには及びもないが、せめてなりたやクリスティ(推理小説作家のアガサクリスティ。85歳で亡くなったが、死の直前まで書き続けた。)」といったようです。

 平櫛田中のことを思えば、自分にもまだ膨大な時間が残されていることになり、とても勇気づけられます。

さて、80歳の時、自分はどれくらいの意欲、気力が残っているのでしようか。

 

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ギャラリー世田谷233のこと

17日より、ギャラリー「世田谷233」に出展しています。

世田谷線に乗る方は、大抵知っているのでは?

西太子堂から、若林にかけて、道路を隔てて見える、あのギャラリーです。

現時点では、出展は2月末までの予定で、その後は、2カ月間の様子をみて、延長するかどうか、考えようと思っています。いわゆる、ボックスギャラリーで、箱スペースを作家が借りて、そのスペースを自由に展示して、販売もできる、というシステムです。

ボックスギャラリーは、下北沢や吉祥寺に沢山あり、ハンドメイドのアクセサリーが好きな方は、行かれることも多いでしょう。でも、この「世田谷233」は、他のボックスギャラリーとは、一味違います。

一般的に、ボックスギャラリーは、イヤリングやブローチ、ペンダントなどのアクセサリー系が圧倒的に多いのですが、ここの出展者は、実にバラエティに富んでいて、観ていて飽きません。

しかも、ギャラリーには、個展スペースがあり、常時ライブやイベントなども行われており、他のボックスギャラリーとは、趣が違います

しかも、オーナーの中根さんは、なんと、世田谷アートフリマの主催者のひとりでもあります(最近この事実を知りました。)

人形/ぬいぐるみ系の作家で、ボックスに出展する人は、圧倒的少数派だと思いますが、ここならOK、と思った次第です。

 それと、出展の、もうひとつの大きな理由は、自分にハンドメイド作家として経験できることとは、すべてやっておきたい、という思いがあるからです。

ハンドメイド作家を目指す人に対して、色々な角度から、アドバイスができるようになればいいな、という思いがあるので、SNSBlog、ホームページ、カテゴリーの異なる色々なイベントなどに、出来る限り参加しています。人形/ぬいぐるみ系の作家では、ネットでの販売を行っている人は少数派なのですが、経験しないことには、良いも悪いもわからない、と思って、これについても、なんとか今年中に出展しようと、思っています。

いずれにせよ、初体験は、緊張もしますが、とにかく初めてのことは面白いことが多く、これからも色々、未体験のことに手を染めていきたいと思っています。

 

「世田谷233」の情報

所在地 世田谷区若林1-11-10 世田谷線若林駅より徒歩3分 三軒茶屋駅より徒歩10

open 9時~20時     Close 火曜日 第1、第3水曜日

Tel 03-5430-8539  web http://233.jp/

 

 

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職人技について

i-ppoたおか 田岡正臣 経堂 東京 陶人形 ねこ お風呂
ふろネコ

 いわゆる職人芸、職人技について、考えてみたいと思います。

落語が好きで、時々、上野や浅草の演芸場に行きますが、落語の合間に曲芸師が登場します。信じられないような早業で様々な情景を切り絵にする人、マジシャン、扇子を口でくわえ、そのうえに土瓶を乗せて回す人、物凄いスピードで回転するジャグリング。

あれを100人の人が目指せば、どれだけの人が出来るようになるか。

全くの想像ですが、100人中、20人が出来ない(各芸で、出来ない人は重ならない様に思います。)。

80人はできるようになるが、そのうち演芸場の舞台に上れるまでに出来るようになるのは20人で、それも様々なレベル・段階がある。

但し、少なくとも20代前半までに手を付けることが条件で、若ければ若いほど確実に習得できるのではないか、と思うのです。

まあ、実に勝手なことを言えば、概ねそういった割合ではないかと思うのです。

何が書きたいかというと、あのような神業のようなレベルでも、それを人生において、すべてを賭けて一点集中でやれば、結構な数の人ができるのではないか、ということです。

但し残念ながら、純粋な芸術は違う。これは時間や努力を超越しているように思います。

絵や彫刻、彫塑でも基本は大切ですが、コアなところは最初から個人が持っている資質によるのではないか。

そして、その天賦の才を持つ者の割合は、目指す人のうち、1000分の1以下ではないか。勿論自分には、その才はありませんが。

スーパーリアリズムなどという絵は、この天賦の才を持ち合わせていない人が職人技で描き上げたように思えてなりません。勿論あそこまで描けるようになるには、大変な職人技、恐らく数パーセントの人なのですが、純粋なアートとは違うように思います(この意見に反論が多いことは承知しています)。

幸い、ハンドメイドと称されるジャンルの作品は、芸術と職人技が混合(さらに細かいジャンルごとに、割合は違うと思いますが。)しているので、努力と歳月が報いてくれる部分が大きいと思うのです(まあ、そう思わないと、やってられませんからね。)。

 

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2017年の抱負

i-ppoたおか 田岡正臣 経堂 ネコ イラスト
ネコと女の子

 新年おめでとうございます。

 元旦ですので、今年の抱負を、幾つか述べさせていただきます。

一旦ここに書くと、後には引けなくなるので、結構勇気がいりますが、何が何でもやりたい、という気持ちもありますので、書くことにします!

 まず、昨年なんとか果たそうとして、出来なかった、ハンドメイドマーケットプレイスへの出展。

今年の前半には、何とかしたい、と考えています。

 昨年の10月頃から、数あるマーケットプレイスの中から、creemaと minne(このふたつを選んだ理由を、いつかblogで紹介したな、と思います)を選び、何度となく観察し、準備を進めていましたが、色々と面倒くさいことが多く、12月までには、出展が実現しませんでした。

1点1点クリアな写真を撮ることと、紹介文を書くこと。形や大きさの違う作品の梱包や、発送をどうするか。

マーケットプレイスの出展者は、相当根性がある方々だな、と思います。

 次に、平面(イラスト)を3次元的に表現したい、とかねてから思っていて、今年中に、第一歩を踏み出したい、と思っています。

 イラストを描くことは、自分にとって、人形やぬいぐるみを作るのと変わらないくらい、大切なことですが、作品としてイベントや展示会で出展しても、なかなか見てもらえないのが現状です。

ハンドメイドの展示会でも、イラストを描く人は物凄く多いので、個性の発揮を3次元的に表現してみたい、とかねてから考えていました。

 具体的には、陶器で2.5次元的にイラストのような平面に近い作品を作る。

あるいは、平面的なぬいぐるみを重ね合わせ、キャンバスに貼る、とか。アイデアは幾つかあるので、色々試してみたい、と思っています。

マーケットプレイスの出展は面倒ですが、こちらの方は、考えるだけで楽しくなってきます。

 それ以外にも大小、いろいろと試してみたいこと、やってみたいと思うことがありますが、ご紹介するのはこれくらいにしておきます。

一番大切なことは、毎日地道に(楽しみながら)作り続けることですからね。

 

 

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