ネイチャーアニマルワンダーランド2016

金井氏の作品
金井氏の作品

 昨日、「ネイチャーアニマルワンダーランド2016」に出展してきました。毎年、ドールワールド・リミテッドと併設しての開催です。

動物の人形・ぬいぐるみを中心としたイベントでは、おそらく最大ではないでしょうか。浅草の産業貿易センターで1日のみの開催、12時から17時までの5時間だけなのですが、大いに賑わっていました。

1週間前、デザインフェスタ.vol44出展したばかりなので、この二つのイベントを少し比較しますと、人形ぬいぐるみの出展者に限っていえば、こちらの方が、お客さんに愛好家が集まっているだけあって、じっくりと見てもらえます。

1週間を空けての出店なので、ディスプレイと、展示内容がほぼ同じでしたが、自分に限って言えば、立ち止まってくれるお客さんは感覚的に3倍、売れた点数は2倍でした(デザインフェスタは18時間の開催ですから、これを考慮すると、3倍近く売れたことになるでしょうか?)

 今年は、色々な種類のイベントに出ましたが、やはり、イベントごとの客層によって見てもらえる作品、手に取ってもらえる作品は相当違ってきます。今回は、動物のアクセサリー類が、結構手に取ってもらえたのですが、デザフェスでは、なんと1度も、触っても、もらえませんでした(なにしろ、デザフェスでは、アクセサリー専門の作家さんが、それこそ山のように出展していましたから。)。

今後は、イベントごとの特性に注意を払い、展示スタイルや出展内容を変えていきたいな、と思います。

 さて、僕の右隣のブースは、ぬいぐるみ界の鬼才、金井俊子さんでした。

 あんなに個性的で強烈な作家の隣では、自分の作品が目立たなくなるようで嫌だな、と思ったのですが、あまりに作風が違うので、大して影響はなかったようです。

ご存知の方も多いでしょうが、とにかくパワフルで、エネルギッシュな作風です。

自由奔放で、ぶっとんでいます。写真で、その雰囲気が伝わるでしょうか?

わりとご高齢と見受けられるのですが、一体どこにそのパワーと発想力あるのか探ろうとしたのですが、どうやら、何に対しても全力で取り組まれる方のようにお見受けしました。

娘さんが、金井さんのパワーをコントロールしているようでした。

固定ファンも多く、お客さんも、金井さん目当てで来ていました。

あの方の、パワフルな言動を(最初は嫌だなと思ったくせに)1日にわたって、観察することができて、ラッキーでした。