ヌイブックス

素敵な外観ですね
素敵な外観ですね

小田急線豪徳寺から徒歩3~4分のところに、素敵な本屋兼雑貨屋さんがあります。

10月にオープンしたばかりで、店主の池谷さんの話によると、小さなパリの本屋さんのイメージを目指しているとのこと。(もう十分そんな感じですが。)店主のセンスが、あちこちにキラリと光っています。また、本が大好きで、一生本と付き合っていく、とおっしゃっています。

僕が、たまたま開店の日に訪れて、店内で行っていたデコパージュのワークショップに参加した時、人形とぬいぐるみを制作していることをお話して、名刺を渡したところ、翌日メールで、これも何かのご縁、店内に僕の作品を展示したい、とおっしゃってくれました。

この展示は、11月末まで行う予定で、大小26点ばかり、展示していただきました。

有難いことに、店内の雰囲気にぴったりのようで、お客さん(特に小さいお子さん)の評判も上々とのことです。

池谷さんは、まだまだ若いのですが、兼ねてからの「パリの本屋さんのような店舗を持つ」、という夢を実現すべく、お店を物色していたらしいのですが、イメージにぴったりの物件があり、この場所に決めたとのこと。

なんと、横浜から、世田谷に通っています!

こんな話を聞くと、とても爽やかな気持ちになります。

仮に、何かの事情で何年後かにお店を畳むことになったとしても、夢は実現したのですから。お店は、夢があふれて、キラキラ輝いていました。

大半の人は、大人になって夢そのものを忘れてしまうか、思い描くだけで実行に移さないで、短い生涯を終えていくというのに・・。

池谷さんの、「こんな店にいていきたい」という話を聞いていると、「人生って素晴らしいな」「希望を抱くって素敵だな」と思い、聞いているだけで、ワクワクしてきます。

彼女の話を聞いて、自分自身も、今ある、ささやかな幾つかの夢を、諦めないで実現していこう、という勇気を貰いました。

 

 

ヌイブックス 世田谷区豪徳寺1-15-2  11:0020:00 不定休 ツイッターで告知

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デザフェス雑感

30cmはきついです。
30cmはきついです。

デザインフェスタVol46も無事終了しました。

お祭りのような賑わいも、あっという間の出来事、何人かの作家さんとも新たにお知り合いになれて、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

デザインフェスタ未経験で、これから出展を考えている人の参考になればと思い、今回は、ブースの設置方法について、思うところを書いてみます。

昨年の11月出展では、180cm×180cmMブース。今回は奥行き90cm×幅180cmSブースを選択しました。自分の場合、作品の売れ行きは、殆ど変わらなかったので、出展作品が多くなくて、Sで収まるなら、出展料も約半額のSがお勧めです。

問題は、テーブルサイズです。まず、レンタル業者が提供するのは、幅180cmと、150cmがあります。

はっきりいって、個人出展でワンブースの場合、180cmNGです。周囲を見渡すと、180cm幅のテーブルで展示している人がいますが、テーブルを出入りする時、横のブースを通ることになり、かつ横のブースの人にも窮屈な思いをさせます(横の人が150cmでも、15cmの幅しか確保できなくなる。)。僕の場合幸い両隣も150cmだったので、左右に30cmの幅が出来て、ようやく通り抜けるスペースが確保できました。

180cmのテーブルがあるのは、2ブース並べて展示する場合、180cm+150cmの選択肢があるからだと思います。

今回悩んだのが、テーブルの奥行きのタイプが45cm60cm2種類あったこと。

60cmを選択した場合、奥行きに残された幅が30cmしかなくなり、果たして自分が入れるかどうか、という恐れがありました。レンタル業者に電話で聞いてみたところ、60cmで展示する人が結構いるので、問題ないです、という回答を得たので、最終的に60cm×150cmを選択しました(展示スペースが30%位増えます。)。

しかし、30cmのスペースに入るのは、小柄な女性以外は、かなり厳しいので、お勧めしません。僕は、身長171cm体重58kgと比較的スリムですが、それでも相当窮屈な思いをしました。体格の良い人は物理的に無理でしょう。45cmが無難と思います。

60cmを選択した場合、机を壁にくっつけて、自分が前面に出て、作品の説明をする、というスタイルを選択する人も、結構います。この場合椅子に座れませんし、食事もとれませんが、二人で交代して休めるなら、来場者との交流ができるこの選択が、ベストかと思います。

平面作品の場合は、パネルを借りて後方設置すれば、相当作品は展示できます(左右に設置する人もいます。)。

また、Sの場合、奥行き180cm×幅90cmという選択肢もあり、アクセサリーのような小さな作品の場合、この選択も良いと思います(自分が座るスペースがたっぷりと取れて楽です。)。

以上、出展する方の参考になれば、幸いです。

 

 

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いよいよデザフェス

明日から、デザインフェスタです。

春は抽選に落ちたので、1年ぶりとなります。

昨年の反省事項をふまえ、今回はいろいろと変更点があります。

 まず、出展料が高いので、フルブースをやめて、半ブースにしました。

設置面積は半分になりますが、これがどのような影響を及ぼすか、予測がつきません。

陶器のブローチは、昨年全く反応がなかったので、持っていく予定はありません。

陶器系は、全般的に数を減らしました。

陶器は、自分の作品ラインナップ中、けっこう主流なのですが、なにしろ重たいし、割れるので、今回は、ほんの僅かにしました。

荷物は、今年の前半からすべて手持ちにしているので、配送料、保管料がかかりません。

(10月からの、ヤマトの値上がりは、ハンドメイド作家にとっては、痛いですよね。)

 その他の作品ラインナップもかなり変わりました。

テディベアは、昨年ほとんど無反応だったので、これも、持っていくのは数点です。

昨年反応が良かった、小さめの、ぬいぐるみをたくさん持っていく予定です。

はたして、どのような反応があるか、ドキドキです。

思い起こすと、昨年出展したものと、今回では、相当作るものが異なってきているな、と思います。

インスタを始めてから、作品の客観的な評価が、ある程度事前に把握できるようになったからだと思いますが、実際の展示とどう影響してくるか。

 なにしろ、デザフェスは、他の展示会に比べて、来場者が圧倒的に多いので、インスタがどの程度影響するか読めないとことがあります。

残念ながら、今回もブースは奥のほう(E-279)。会場もだだっ広いので、来場者も、買い物が終わり、疲れ切ったころに訪れてくれるので、ハンディはありますが、それは度外視して、デザフェスならではの、お祭りのような雰囲気を楽しみたいと思います。

 

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プリミティブから洗練へ

i-ppoたおか 田岡正臣 経堂 ネコ 東京 陶芸
仲良くしてね

概ね、作家(絵画、造形)は、最初プリミティブ(拙い、と言い換えてもいいです。)な雰囲気を有していても、テクニック、技量が上がると、洗練の方向に向かう人が多いですよね。

自分が表現したかったものを、表現できるようになることが、洗練に通じる場合が多いからだと、思っています。

しかし、敢えて、意図的にプリミティブな雰囲気を守る作家もいます。

中には、本人の意図に反して、いつまでたっても技量が上がらず、結果としてスタートした時のイメージをそのまま、残す人もいますが、それがその作家の味になっていたりします。

画家のルソーがその典型でしょうか?

未開の地の人形や、子供の作品は、強烈な魅力がありますが、技量がないぶん、むき出しの感性に溢れています。

作品の味、雰囲気を作るためには技量やテクニックを上げるだけではダメでだと思います。そこが作品創りの難しいところであり、面白いところでもあるのでしょう。

圧倒的な技量、テクニックを持ち、なおかつ、自分の表現したいところだけに、その技量を使えるようになると、魅力的な作品ができる素地ができるのではないでしょうか。

職人の世界では、圧倒的に技量(場合によっては100%)が一番に来ると思いますが、芸術作品ではそうではない。

個人的な思いとしては、陶芸(器)などでは、技量7、表現が3と思いますが、陶芸の世界でも、これが逆転する場合もあるのでは。

絵画や一般的な造形、彫塑などは、ある意味表現がすべてであり、自分が表現したいことに、技量がどれだけ追いついているかだと思います。

たまたま、とても素晴らしい素地(才能)があり、スタート時点は圧倒的な魅力があったのに、基礎的なテクニックを身につけたがために、それなりに上手になり、すっかり凡庸な作品しか作れなくなった、というなら、なんとも皮肉で、残酷なものですね。

 

(長年、インスタで作品を発表している人で、ドンドン達者になっているのに、最初の頃の作品の方が魅力的だったな、と思える人、結構います。お前はどうなんだ、と言われそうですが、自分のこととなると、さっぱりわかりません。)

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北斎とジャポニスム展

先日、上野に「北斎とジャポニスム展」を観に行ってきました。

平日の午前にもかかわらず、すごい混みようです。土日は避けた方がいいかも。

葛飾北斎の作品が110点、その影響を受けた西洋の作品が200点以上と、いつもの国立西洋美術館の企画展より、相当展示作品数が多く、見応えがありました。

北斎の作品と、その作品に影響を受けた西洋の画家の作品が比較できるように並べられており、北斎を始めとした当時の江戸の浮世絵や錦絵が、いかに印象派の画家に衝撃を与えたかが、よくわかる展示内容になっていました。

特に、かの有名な「北斎漫画」をお手本に、大勢の西洋の画家が、モチーフを拝借しているのには、本当に驚かされます。

中には、印象派の巨匠達もいるのですが、それだけ、北斎のスケッチ?が活き活きと描かれていたからでしょう。

4000図が描かれている北斎漫画は、一体どれほどの情熱を傾けて描かれたのか、想像するだけでわくわくします。(北斎自身は、これらを、気の向くままに漫然と描いた画だ、と言っていたようですが。)これだけ西洋画壇に影響を与えたことを、北斎は全く知ることがなかったのでしょうね。

展示作品のうち、特に衝撃的だったのが、富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」の意匠的な波!

この浮世絵が当時の西洋の画家に与えたショックは相当なものだったようで、実に多くの画家が、これに啓発されて、様々な作品を制作していることが見て取れました。

北斎が浮世絵の大家であることは、承知していましたが、西洋の画家から見た北斎、という視点で、今までとは異なった角度から、改めて、北斎浮世絵の魅力を発見することができ、貴重な1日となりました。

なお、北斎は90歳まで生きて、絵を描きけたことで知られています。

今回このブログの記事を書くにあたって、ウキペディアを読んで初めて知ったのですが、死ぬ間際に北斎が言った言葉が、「天があと5年の間、命保つことを私に許されたなら、必ずや本物といえる画工になり得たであろう」であったとか。

 

いや、本当に凄い人だったのですね。

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試作について

i-ppoたおか 田岡正臣 経堂 東京 テディベアi-ppo うさぎ
ニンジンください

創作に関する新しいアイデアを思いついた時、ひとまずメモを取ります。

少し温めて(数日~数週間)おいて、再度メモを見直した時、ピンとくるものがあれば、試作にとりかかります。

(アイデアだけで、試作に取り掛からなかったものが、とても沢山あります。一度数えたことがありますが、200以上のアイデアがありました。数カ月後、数年度で、ようやくピンとくる場合もあるので、アイデアは整理して、残しておき、時々眺めます。)

そのアイデアが、部分的(鼻や目の形など)なものであったりモチーフ(今まで作ったことのない動物とか)であったりする場合は、いきなり本番に取り込むことも有りますが、新しい素材であったり、新しい手法であったりする場合、小さめに作って、試作品とします。

この作業は、とても楽しくて、出来上がるまで、本当にワクワクします。

勿論、ガッカリすることも多いのですが、期待通りの仕上がりであれば、本当に充実感を感じることが出来ます。

新しい型紙などの場合は、フェルトなどで大雑把に作るので、どれだけ満足のいく作品でも、作品としては扱わず、本番の作品が完成したら、廃棄しますが、新しい素材などで試作品を作って、出来栄えがいい場合は、作品に昇格します。

勿論、2回目(全く同じものを創ることは、殆どありません。)は、バージョンを変えて作るのですが、大抵は、(自分的に)試作品より良い出来になります。

新しいアイデアでも、これは試作品、と意識しないで作る場合もありますが、不思議な事とに、その時は、大体思った通りのものが出来上がます。

どこかに、思ったとおり行くはずだ、という自信があるのでしょうか。

 

たまに、展示会で、他の人の展示スペースで、試作品ではないか、と思われる作品を並べている人がいるのですが、自分がそう思われると嫌だな、と思いますので、極力、試作品のつもりで作ったものは、出来が良いものでも、少し寝かせておいて、改良を加えたりして、同じ作品の中で、バージョンアップするようにしています。

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ついに電気釜が来た

以前からこのブログでもお伝えしていた、電気釜が1018日、ついに来ました。

商品は、㈱千代田セラミック商会の「極楽窯プロ125」です。

大きさは、内寸が25cm×25.5cm×25cm(外寸は60cm近くあります。)で、最高温度が1300度。

本格的に器を焼くには、少し小さいと思いますが、陶人形やアクセサリーを焼くにはちょうどいい大きさです。

電気工事をしなくてもいい100V対応の中で、他にも候補の電気釜がありましたが、師である陶人形作家宮腰先生が使っていることと、メンテナンスが良いこと、キャスターがついて、部屋内を簡単に移動できることが決め手となりました。電気釜は小さくても、相当な重量があり、キャスターなしでは、そう簡単には動かせません。

また、ショールームで実物を観に行った時、社長が、親身になって、説明してくれたことも、好印象でした。

後、迷ったのは、全自動制御装置をつけるかどうか。

これがあると、あらかじめ設定したプログラムにより、出力調整や温度チェックの必要がなく、スイッチひとつで、素焼きと本焼きができるのです。

しかし、宮腰先生のアドバイスで、焼くモノに応じて温度設定を変えることで、色々楽しめることがわかり、多少の手間は覚悟で、全自動制御装置をつけないことにしました。

さっそく一昨日、素焼きをしてみましたが、思ったより簡単で、どのような手順で温度を上げていけばいいかも理解できて、手動にして正解だったと思っています。

今までは、「i-ppo handmade」の教室で陶器の制作を行う場合、マダン陶房がお休みの日に場所を借りることにしていましたが、土日が使えず、メンバーの日程と殆ど合わないため、事実上、陶器の制作は出来ない状況でした。

これからは、いつでも焼成が出来ることになったので、自分も、メンバーも、思う存分陶人形やアクセサリーを作っていこうと思っています。

温度設定が自由にできるので、銀粘土や、七宝焼きにも挑戦する予定です!

但し、まだ自在に使いこなせる状況になっていないので、教室で使うのは、後1カ月は先のことになりそうです。

 教室のメンバーの皆さま、もう少しお待ちください。

 

 

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自分の感性

i-ppoたおか 田岡正臣 経堂 東京 テディベア
お手て繋いで~♪

自分が、人のハンドメイド作品を観て、素敵だな、と思うものが、一般的に人気があるとは限りません。人の好みはそれぞれだから、当たり前の話なのですが、自分は好きじゃないけど、この人の作品は、人気あるだろうな、というのは、なんとなくわかります。

インスタで、作品を上げている人のページを観ても、❤を沢山もらっている人は、人気が出て当然だよな、という人が殆どです。

いわゆる一般受けする作品、というのがあり、人形やぬいぐるみで言えば、例えばディズニーやサンリオのように、最大公約数的に受け入れられる作品です。

個人的には、意図的に最大公約数を狙った作品は創りたくないし、そのようなテイストの作品にも興味がありません(さらに嫌なのは、一見個性的なのに、特定の作家さんのコピーに近いもの。)。

勿論、他人の作品で、自分が素敵だな、と思うもので、人気のある作品はあります。たぶん、その方が多いでしょう。

また、自分が、すごく素敵だな、素晴らしいなと思うのに、殆ど注目されない人もいます(でも、同時に、これは一般受けしないな、とも思っていますが。)。

さて、ここからが本題ですが、創っている当人には、一体どの作品が、どの程度、どんな人に受け入れられるか、予想が立てにくい、ということです。これは、作品に対する過剰な思い入れがあるから、当然と言えば当然ですが。

自分も、過去、無駄な方向に、相当迷走しています。

他人の作品なら、どのような人に、どの程度受け入れられるか、結構予想が立つのですが。(但し、展示会などで売れる、売れない、に関して言えば、作家のバックボーン~経歴、出展歴、交友関係、広報、等々、で相当違ってくるので、予想するのは無理です。)

自分の作品を、全く他人の作品のように観ることができるような能力があれば、自分の思う方向に作品創りをしていけるのに、と思いますが、煩悩がある限り、無理なようです。

数年前に作った自分の作品に関して言えば、わりと客観的に評価できるのですが・・・。

 

 

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作品の耐久性

作品を作る際、すぐに壊れるようではダメ、という意識はあります。

過去、革製品を作っていた時は、鞄や財布は、日常使いなので、長持ちするように、耐久性には、常に気を配っていましたが、人形、ぬいぐるみとなると、自分が作っているのは大人用なので、普段は滅多に触らないとの想定から、耐久性を上げるために時間をかけるよりは、別のところに時間をかけよう、と思っています(勿論、普通程度には気を配っていますよ。)。

今のところ、有難いことにクレームはありませんが、買って頂いた方から、一度だけ、どうも人形の手足のジョイントがゆるいと思うので、締めて欲しい、という電話がありました。

宅配便で送り返してもらい、作品をチェックしたところ、ゆるいと言えば、そうかもしれない、という程度でしたが、部分的に作り直し、返送したことがあります。

素材によっては、陶器などは、とても壊れやすく、イベントなどで、宅配便で送る際、何度も欠けています。

また、イベントなどで作品を現地で梱包を開封する際、作品がほつれていたり、目鼻が取れかっていたりすることが稀にあり、ヒヤリとすることがありますが、出来る限り、その場で発見し、リペアするようにしています。

もっと、時間をかけて、壊れにくくする手もありますが、どの程度やればいいかわからず、今のところは、ほどほどで止めています。

以前、陶器の作品でお買い上げいただいたものが、小さく欠けていることを梱包の際に発見し、欠けていることを説明して、これは売れない、といったのですが、「それでも欲しい」とおっしゃったので、少し値引きして、販売したことがありますが、本来なら、欠けているのを発見した時点で、展示から外すべきでしょう。

ひょっとして、自分の気がつかないところで、欠けた作品を売っていたり、(段ボールに詰めて移動する際、作品同士が擦れたりしますので)持ち帰って直ぐに目鼻が取れかけたりしても、購入した方が、気に入ったものだからしたかない、と思っているとしたら、本当に申し訳ないことです。

 

少なくとも、梱包の際に、壊れないよう、丁寧に梱包し、それでも壊れるなら、自分の作り方に問題がある、ということでしょう。

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映画の中の犬と猫

映画が好きで、月に2回程、映画館に足を運びます。

このブログは、ハンドメイドやアート、自分の創作に関することに限定して書いているので、映画の感想については、一度も書いてこなかったのですが、今回は、特別に犬猫映画に関して、少しだけ感想を書かせていただきます。

創作のモチーフが動物なので、なにか創作のヒントになることはないかな、という思いもあり、動物が活躍する映画はいつも気にしていました。

自分が創作するとき、大抵の場合、作品に感情移入するので、それぞれの動物の特性や独特の表情を知っておきたい、という思いがあります(テレビの、動物に関するドキュメンタリー番組は、よく観ます。)。

今回、立て続けに「ボブという名の猫」、「僕のワンダフル・ライフ」という犬猫の映画を観ました。

どちらも秀作で、泣かされました。犬と猫が好きな人は、どちらも必見です。

(これから先は、普通の映画感想ではなく、動物メインで書かせていただきます。)

まず、「ボブ」の方ですが、これは実話を映画化したもので、ストリートミュージシャンと、つねに彼に寄り添う、茶トラの猫の話です。メインストーリーは主人公が麻薬中毒から更生する重い話なのですが、それは脇に置いておいて、ボブのなんと賢いことか。

しかも、ななんと、当のボブが映画でも主演しているのです!

どこへいくにも、俳優の主人公に寄り添い、ハイタッチもする。撮影で、周囲が知らない人だらけなのに、このボブときたら、演技(!)らしきものまでして見せている。しかもカワイイ。逃げない。

もうボブにメロメロで号泣です。

次に「ワンダフル・ライフ」の方ですが、はっきり言って、これは「ボブ」の2倍泣けます。ネコの方が犬の2倍好きなのですが、映画は逆でした。

犬が何度も転生して、好きな主人の元に帰る、というファンタジーで、しかもストーリーは予定調和で、最初からラストを予想できるものですから、映画にリアリティを求める人は楽しめません。

でも、ファンタジー好き、ワンコ好きと、泣ける映画が好きな人は必見です。

もう、あちこちで泣かせてくれます。アメリカの片田舎の美しい風景も必見です。

ネタばれですが、予告編で見せているので敢えて書きますが、年老いた主人公が、目の前にいるのが、転生した、昔少年時代、共に過ごした犬だと気づくシーンは、今思い出しただけでも、ウルウルします。知っていても泣けます。

 

というわけで、今回は、立て続けに、ネコと犬に泣かせてもらいました。

しぶやZOOに行く

925日、渋谷西武A館の7階で開催中の、ハンドメイド手づくり博覧会「しぶやZOO」に行ってきました。主催はAMULETです。

この展示会は、919日から、109日まで、3週間にわたって開催されており、毎週火曜日に50~60人の作家が入れ替えになります(作品のみの展示で、作家さんの立ち合いはありません。)。

僕が行った第一週はクマがテーマ。第二週の現在は、うさぎをテーマに102日までやっています。103日からは、ネコをテーマに開催されます(これは、行くつもり。楽しみです。)

夏に、大阪の梅田で「うめだどうぶつえん」として開催されており、2カ所を巡回しての開催のようです。

(ネットで調べたら、作品出展は公募でした。)

また、「しぶやZ00 2016」でググってもヒットしないので、今年が第一回の開催と思われます。

前回レポートした「みそろぎ人形展」とはうってかわって、気楽で愉快で、いい意味で軽く、癒される展示会になっていました。人形やぬいぐるみよりは、動物をモチーフとした実用品やアクセサリーが主流です。デザインフェスタのノリで、動物モチーフ限定版といった感じでしょうか?

気軽に楽しむなら、この展示会はお勧めです。

この展示会については、自分がinstagramでフォローしている人の中でここに出展されている方が数名いて、インスタに写真をアップされていたことで、知りました。

そのうちのお一人がインスタに写真をアップしていた、「くまのようこ」さんの、羊毛フェルトブローチの現物が見たかったのですが、残念ながら売り切れでした。

実際に観た中では、「高野香織」さんのクマ達が、一番のお気に入りで、今後もこの方の作品をもっと観ていきたいな、と思いました。

今までいろいろな展示会を観に行きましたが、初めて出会う作家さんも結構いて、とても刺激を受けました。

実用の雑貨に、動物のモチーフを乗せているので、テディベア展やドールショーなどよりは、作品のラインナップが幅広く展開されているように思われました。

但し、出展スペースは小さく、出展者5060名と言っても、夫々の方の出展数が少ないので、わざわざ出向いていくとがっかりするかも。渋谷に出向く用事があるなら、お勧めします、といったところでしょうか。

面白い展示会はなるべく見逃したくないのですが、この展示会もインスタで紹介されていなければ、見過ごすところでした。

 

 

みそろぎ人形展

913日から19日にわたって、丸善丸の内の4階ギャラリーで開催されていた、「みそろぎ人形展」に行ってきましたので、レポートします。

主催は、「FANTANIMA」と同じく、羽関オフィスです。

国内外約50名の人形作家(女の子の人形=ひとがた、がメイン。少しだけ動物人形も出ていました。)の作品が出展されていました。

海外からは、ロシア、東欧から。

「赤ずきんちゃん」が制作できる、水木ゆかりさんの、ワークショップも開催されていました。

(今回は日程が会わず、参加できなかったのですが、来年も開催されれば、是非参加したい!)

FANTANIMAに出展していた方で、こちらにも出展されている方も一部いましたが、趣と雰囲気は、かなり異なっています。

サブタイトルが「創作と民芸の出会い」となっていて、今回は、張り子や郷土人形など、日本の伝統芸が、かなりの数、出展されていました(ロシアの郷土人形も出展されていました。)。

しかし、何といっても、メインは、アート性の高い、女の子の人形です。

「みそろぎ」とは、この展覧会のために作られた造語で、英語のミソロジー(神話学)を「ひらがな」にしたとのこと。

なるほど、異次元の世界から舞い降りたような、怪しげな人形が多いのはそのためか、と思いました。

僕が言った時、たまたま羽関氏がいらっしゃって、少し立ち話をしましたが、羽関氏としては、動物よりも、こちらの人形(ひとがた)の方が、思い入れが強いようです。

FANTANIMA」も、幻想的な雰囲気が立ち込めているのは同じなのですが、あちらは動物がテーマだけあって、愛らしさが前面にありましたが、この「みそろぎ人形展」は、作者の内面のドロドロとした部分が湧き上がって、作者の分身のような作品が多く、じっと見ていると、かるい眩暈(めまい)がしてくるような気さえします。

独創性は互角ですが、作者の思い入れの強さは、「みそろぎ」の方が、圧倒的でした。

今回初めての、閲覧でしたが、毎年この時期に開催されているので、来年からも、見逃さないようにしたい、と思います。

 

 

茶色のポメラニアン

先日、久々にペーパードールのワークショップを開催しました(ここのところ、しっぽで立つ人形が続いていたので。)。

ホームページから3人の申し込みがあり、きっと、どこかのイベントで自分の作品を見てくれたのだろう、と思っていました。今までで、一番多いのが、イベントでお会いした方、次がgoogleでの検索。

さて、当日3名の方がいらっしゃったので、早速、当ワークショップの申し込みのきっかけをお伺いしました。

今回は、なんと、Instagramで僕の作品を見て、そこからホームページを知ったとのこと(ページにサイトのURLが貼ってあります。)。

「茶色のクマのような犬の写真をアップしています。」と言われ、一瞬わからなかったのですが、そういえば最近立て続けに、もこもこの不思議カワイイ茶色の犬をアップしたページを立て続けにフォローしたことを思い出しました。

自分が持つポメラニアンのイメージとかけ離れていたので、ポメであることに気づきませんでした。

お三方は、なんと茶色(というかチョコレート色?)ないし黒のポメラニアンを飼っている者同士、Instagramで知り合ったそうなのです(ただのポメラニアンではなく、黒or茶色限定。)。

ワークショップで完成した作品と、ワンちゃん達との記念撮影を、早速Instagramにアップしていただいたのが、上の写真です。

作品も、素敵に出来ました!

なんと、このチョコポメ達がお三方の中を引き合わせ、さらに僕のワークショップに導いてくれたのです。

皆さん、クマを作ったのですが、愛犬のイメージで、制作されたようです(まあ、写真を見ればおわかりの通り、殆どクマさんのような子もいますが。)。写真をみてなるほど、と思いました。

ポメちゃん達、「茶太郎」「ポメ吉」「コテツ」ありがとう。

ネットが普及した現在、ニッチな嗜好の人達が、お知り合いになるチャンスが格段に増えていることは、あちこちで聞いて知っていましたが、まさかここまでとは思っていませんでした。

僕も、相当ニッチな趣味の持ち主なので、こうやって、Instagramでつながればいいのか、と思いました。

 

別アカウントで、〇〇とか、××の専用ページを立ち上げてみるか。

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ハンドメイドと復興支援

昨年の秋に続き、910日、2度目の「世田谷アートフリマ」に出展しました。

昨年のブログにも書きましたが、三軒茶屋のキャロットタワー内で行われるハンドメイド作品の展示会で、今回で第28回目となります。23区内で行われるイベントですが、ローカル色が濃く、お客さんの大半は世田谷区民です。

昨年、1,000円以上のものは、このイベントでは、あまり購入対象にならないことを知り、僕の場合、大半の作品が圏外になってしまうこともあって、今年は出展しないつもりでしたが、人形/ぬいぐるみを購入する層と、習ってみたい層は、異なると思い、今回は、当教室、「i-ppo handmade」の広報宣伝のつもりで参加しました。

この点に関しては、集中的にアプローチしたので、多少の手応えがあったのですが、今後どのような問い合わせ、申し込みがあるか、楽しみです。

さて、今回は、お隣のブースで展示されていた方々についてご紹介してみたいと思います。写真の「復興和帽子」という3人の女性グループです。

手ぬぐいで作った帽子、エプロン、ブックカバー、お手玉人形、巾着、メガネケースなどのハンドメイド作品を、100~500円の価格帯で販売していました。

大変な人気で、お客さんが絶えず、3人並んだ写真を撮ろうにも、なかなか撮れない状況でした。

この方々は、売り上げのすべてを、福島の復興支援に寄付するのです。

3人は、楽しみながら作り、楽しみながら売り、しかも、その売り上げを社会に還元しているのです。

ハンドメイドへのアプローチは、作り手が100人いれば、100通りあるとは思っていましたが、なるほど、こういうアプローチもあったのだと、気づかされました。

しかも、この方々、売る際には、一言も、「売り上げは復興支援として、寄付します」などと言わないのです。

自分たちがまず楽しみ、その結果得られたものを、支援に回せれば良い、と考えておられるようで、善意の押し売りをする気配が全くないのに、感動しました。

また、次に何を創ろうか考えている時が一番楽しいと、言われていました。

やはり、目的は異なっても、物を創る人のツボは、やはり自分と同じく、そこなのだなあ、と思いました。

売っている姿が本当に楽しそうで、ボランティアを匂わせる、生真面目な雰囲気は微塵もなく、その楽しんだ結果が、支援に結び付くなんて、こんなやり方もあるのか、と眼からウロコの体験でした。

 

 

初心忘するべからず

i-ppoたおか 田岡正臣 経堂 ネコ イラスト
お手て繋いで~♪

毎回イベントに出展して思うのですが、初めての出展にはけっこうドキドキします。

6月の、「ドールワールドフェスティバル2017」は2回目の出展でしたので、会場の様子や、開催までの準備の流れがわかっていたのでため、随分と余裕を持って臨めましたが、初めての場合は、やや緊張感が高まります。

何か大きく勘違いしていることがあるといけないので、開催要領も読み込みますし、準備作業にも、余裕を持って、早めに出かけます。

ドキドキとワクワクが丁度いい塩梅なのが理想なのですが、やはり2度目以降のイベント出展は、気が緩みます。

準備時間も予想できるので、6月のイベントはけっこうギリギリに行きましたが、両面テープなど、大事なものを忘れたりします。

何回経験しても、「初心忘るべからず」で臨むのべきだな、と思うのですが、実は、大きな思い違いをしていることに、つい先日気づきました。

今僕は、慣れたと言って慢心しないで、初めての初々しい気持ちをいつまでも失わないようにという意味で「初心忘るべからず」という言葉を使ったのですが、そう思っている方も多いのでは?

実は、ネットで調べたところ、これは、世阿弥が芸事についていった言葉だったのです。

世阿弥の言う「初心」とは「始めた頃の気持ち」ではなく、「芸の未熟さ」らしいのです。
初心者の頃の不完全な、みっともない未熟さを時々思い出すことにより、「あの頃のお粗末な状態には戻りたくないな」と思うことでさらに精進できるのだ、というのが本来の意味。おー、なんという厳しさ。

これは、大いに思い当たる節があり、昨年、個展を開催する際に、遥か昔に描いた自分の絵を観た時のことを思い出しました。

描いた当時は上出来だと思った絵が、時を経て振り返ると、なんともお粗末であることに気づいた時、やはり、同じことを感じました。

でも、今の自分にとっては、「初心忘るべからず」は、慢心しないで、初々しい気持ちをいつまでも失わないように、という意味の方がしっくりします。

 

世阿弥の見解は、頭の片隅に置いておいて、いつまでも、初心のドキドキを失くさないようにしたい、と思っています。