粘土について2

ハマグリが好物なの(貝は石粉粘土です)
ハマグリが好物なの(貝は石粉粘土です)

 次にオーブン粘土ですが、これはfimo(フィモ)が一番です。

ドイツでは、これが最もポピュラーな粘土らしいのですが、日本では価格が高く、小中学生は使わないでしょう。グラムあたり石粉粘土の56倍します。デメリットは値段くらいで、オーブンで焼くと、とても堅く丈夫に仕上がりますし、細かい細工も出来ます。

焼かない限り固まりませんし、目でも、鼻でも、爪でも、小物でも、何にでも使えます。マットな質感も好きです。ただし、高温で焼きすぎると、でこぼこになるので、注意が必要。僕は90100度で焼いています。

 

 オーブンで焼くものとしては他にオーブン陶土もあります。これは価格も安いのですが、あまり細かい細工には向いていません。最近は使わなくなりました。

 

 質感が最高なのは、陶土+釉薬です。

 釉薬を変えるだけで質感がガラッと変わります。

鼻や目で使いますが、電気釜で焼くため、気軽には作れません。教室のメンバーの作品を釜入れする時に一緒に焼いています。

 

 最後に油粘土。

 これは型紙を作る際に、複雑な形を取るときに使います。

 ダイソーの油粘土は、匂いも少なく、色も白くて清潔感があり、もっぱらこれを使っています。

他の作家さんに聞いたところ、もっと堅くなる粘土を使っている人もいるようですが、僕は適度に柔らかいダイソーの油粘土が使い安いと思っています(100均の商品は本当に玉石混交で、綿やなどは、材料として使えません。)

 

 他には、ヌメっとした独特の質感がある粘土として、サーニットが有名ですが、これに関しては、使ったことがありません。

 

 

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粘土について1

陶人形。質感が違うでしょ。
陶人形。質感が違うでしょ。

元々陶人形作家としてスタートした身としては、ぬいぐるみが主体となっても、様々な箇所で粘土を使用しています。

今回は、2回に分けて、自分が使用する粘土の種類とメリットデメリットについてお伝えします。

 

まず、一番使うのが樹脂粘土と石粉粘土です。

樹脂粘土については、当初パジコのモデナを使っていましたが、ダイソーの樹脂粘土でも、なんら遜色がないことがわかってからは、ダイソーのものを使っています。

用途は、目玉、爪など、半透明の質感を出すとき。

 

メリットはいったん固まったら、形が崩れたり、欠けたりしないこと。デメリットは乾燥に日数を要すること、さらに乾燥する途中で多少歪むこと。また乾燥したら、加工が難しいこと、でしょうか。

 

これの対局が石粉粘土で、メリットは、乾燥後も細かい加工がしやすいこと。紙やすりなどで繊細な加工が出来るので、鼻や口などに使用します。パジコの製品(ラドール)が圧倒的に良いので、これ以外は使いません。

 

乾燥に日数を要しますが、オーブンで焼けばすぐに固まります。デメリットは、樹脂粘土と比較すると、脆いこと。落としたりすると欠けることがあります。

 

次に良く使うのが、紙粘土(こちらもパジコ製が良いと思います。100均の製品は使えません。)。

これは、鼻や口、その他色々な部分(カッパの甲羅とか。)に使います。メリットは柔らかいので、針を通せること。布をかぶせて縫うと、多少の弾力もあり、粘土が入っているのがわからないほど、ぬいぐるみに馴染みます。

デメリットは、石粉粘土や樹脂粘土のように尖ったものなど、細かい表現が難しいこと。

乾燥に日数を要すること(オーブンで焼くと、お餅のように膨らみます。)。

 

木粘土はチビシリーズの手足に使っていますが、木の質感を出したいときだけに使います(これもパジコ製)。石粉粘土ほど細かい加工は難しいですが、紙粘土よりは加工しやすいでしょう。

 

 

次回は、オーブン粘土、陶土、油粘土等についてご紹介していきます。

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作品を客観視する

早く春にならないかな
早く春にならないかな

モノを作って売る上で、一番大切なことで、一番難しいことに、自分の作品を第三者目線で客観的に評価する、ということがあげられます。

 

売る気がなく、ただ作るだけなら、自分の好きなように、納得がいくように作れば良いので、そんな面倒なことは必要ないのですが、売るためには、他人に評価される必要があります。

自分の作品を客観的に見ることは至難の業ですが、特に作った直後は、第三者の目で見ることは、極めて難しいと言えます。

 

しかも、その第三者にどのような人を想定するかで、評価も、もの凄く異なってきます。

一般的な嗜好の人か、マニアックな人かで真逆なくらい評価が異なる場合もあるでしょう。

 

 

ボクの場合、作った直後は自分の作品に対して、ものすごく甘くなっているので、極力第三者的な目ではみないようにしています。

作成後、しばらく経過(12週間から1ヶ月後位)してから、意識的に第三者の目でみるようにしていますが、その場合は、あえて一般的な嗜好の人の目で見るようにしています。

その点、SNSは短時間に大勢の目にさらされ、それがダイレクトに「いいね」やコメント数に現れるので、わりと客観的評価として参考にしていいと思います。

しかしながら、これらSNSは写真の出来不出来にかなり左右されるので、実際にイベントやネット販売に出したときに、「こんなはずじゃなかったのに」ということになる場合が多々あります。

 

面白いことに、自分の作品を制作してから1年以上経過して見ると、かなり客観的に見ることが出来ます。

まあ、その当時は気づかないでいた、欠点や、いたらない箇所が、はっきりクリアにされる場合が多いようです(ガックリしますね。)

 

思い入れがある作品ほど、欠点や弱点に気づきにくい、といのは本当に困ったモノです。

 

 

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キャラクターの選定

誰かこっち見てるね
誰かこっち見てるね

今、ボクは動物のぬいぐるみを制作のメインとしています。

このジャンルの王道はクマですが、テディベア作家では、クマだけをメインに作っている方も多いようです。逆にクマは作らない、という方は少数派でしょう。

クマを作る人は、他の動物を作るにしても、精々他に23種類の人が多いと思います。

ボクの作品に興味がおありの方は既にご承知の通り、制作する動物(生物)の種類はやたらと多いです。

 

先日数えたところ、ざっと30種類以上(犬は犬種ごとに1種類とカウント)の生き物を作ってきました。この数には自分でもビックリです。さすがに、これだけ多くの生き物を作っている人は少ないと思います。

これには、二つの理由があり、

まず、とにかく新しい試みが大好きだと言うこと。未挑戦の生き物を作るのは、本当にワクワクします。

作ったものの、さっぱり人気がない、ということも多々あるのですが、それでも挑戦したいので、臆せず作っています。もう売れなくても、楽しんだから良いか、と開き直っています。なので、過去一回しか作ったことのない生き物も、結構あります。

 

二つめの理由としては、メジャーな動物、特にクマは、作る人が多く、激しい競争率なので、展示会でも中々観てもらえない、という理由もあります。

買ってもらえなくても珍しい動物は、お客さんの足を止めますから。

 

ただ作る人が極端に少ない生き物は、その生き物自体に魅力がないので、手を出しにくいのですが、深海魚やハイエナなどをチャーミングに作る人もいるので、どう作るかは、作り手の腕次第なのですが。

 

 まだ未挑戦で、これから作ろうとしているのが、ロバ、カバ、カピパラ、リス(これらは陶人形としては制作したことがあります。)、それに全く未経験のキリンです。

 

 

 こうして書き出すだけでもワクワクしてきますね。

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両方は選べない

冬は寒いねえ。お皿が凍りそうだよ。
冬は寒いねえ。お皿が凍りそうだよ。

ものを作って販売する上で、両立しないことは沢山有ります。

例えば、一般受けを狙うか、自分が納得するものに拘るか。

一作にタップリ時間をかけて高く売るか、程ほどの仕上げで沢山売るか。

明るい穏やかな雰囲気で作るか、ダークな雰囲気で作るか。

スタイリッシュでいくか、可愛いでいくか。

 

挙げ出したらたらキリがないくらい、沢山の並び立たない選択があります。まあ、大きく作るか小さく作るかの選択なら、作風を崩すことなく両方作れば良いのですが、作り手が持つ世界観・作風と矛盾するものが混ざっていると、購入する側を混乱させるだけです。

 

この点は自分でも理解しているのですが、えてして、他人の素晴らしい作品に出会うと、自分の選択を棚に上げて、スタイリッシュな作風はおしゃれでいいなあ、ダークな雰囲気は素敵だなあ、たっぷりと時間をかけて作った作品は見事だなあ、それに引き換え自分の作品は・・、と思ってしまう自分がいます。

 

 自分の方向性や嗜好を信じれば良いのですが、一時的に自分がなにを選んだのか忘れて反対側に憧れてしまうのです。

 過去、しばしばこれで自分が迷ってしまったので、時々振り返って、自分の選択は間違っていないか、自分に合っているのか、確認するようにしていますが。

 

 結局、「いいとこどり」は出来ないのに、「いいとこどり」をしたがるのは、強欲というものですが、それでも(不可能なのに)両方欲しい、両方やりたい、と思ってしまう自分が、時々顔を出すのです。

 

 自分のスタンスや作風を大幅に変えるのは、もの凄く勇気がいるしリスクが伴うので相当な覚悟が必要ですが、もし変えたとしても、しばらくしたら、前の方が良かったかも、と思ってしまいそうです。

 

 

 結局、作り続ける限り、自分は、迷っているのだろうな、という話でした。

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何かを始める時期

ひそひそ内緒ばなしだよ
ひそひそ内緒ばなしだよ

今年はコロナ禍のため、当初予想では、新たに教室を訪れる人は少ないだろう、と見込んでいました。

4月から5月まで2ヶ月間教室はお休みしましたが、3月まで通っていた方々のうち、3割くらいの方々が様々な理由により、6月以降も長期にお休みされています(個別に確認はしていませんが、この中には実質的に止めた方もいらっしゃると思いますが。)

 

6月はメンバーの動向が読めなかったのですが、取りあえず、通常通りホームページで募集は続けました。

その後全く予想外に、例年より多くの方が、新たに教室への参加を申し出てくれました。

12月末で、お休みされている方を超える人数が増え、来年以降も順番待ちされている状態です。

 

7月と1112月、感染者が増加している時期に、まさか、新しいメンバーが増えるとは思ってもいませんでした。

新しくメンバーになった方々にお聞きすると、大半の方は、以前からこの教室のことが気になっていたのだが、何故か始めるなら今だと思ったとおっしゃっています。

何故わざわざこの時期に始めるのだろう、と考える方も多いと思うのですが、思い返すと、過去自分が、何か新しいことを始めた時は、何らかの心境の変化があった時です。

 

周りの状況が大きく変わり、考える時間も増え、気持ちがザワザワし、何故か、ペンディングにしていたことを、行動に移したくなる、といったところでしょうか?

上手く説明できませんが、いずれにしろ、教室を運営する身としては、本当に有難いことです。

 

もちろん、教室に通いたいが、時期が時期だけに、落ち着いてからにしよう、と思われている方も大勢いらっしゃるとは思うのですか。

 

 

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この1年

わらわらと溢れている~
わらわらと溢れている~

2020年は、当初予想いたのとは全く異なる1年となりました。

2019年に出展した7つのイベントに今年も出る予定でいましたが、あまり新しい試みは時間的にも出来ないだろうな、昨年と変わらない1年になるだろうな、と思っていました。

コロナ禍が勃発した2月頃も、6月には収まるだろうと高をくくっていました。

それが年末まで長引くことになるとは全くの予想外。

 

一番の変化は、イベントの出展が減ったことで制作時間が減り、時間が空いたことによる心境の変化です。

ブログを振り返っても、35月は、むしろ時間が空いたことを喜び、この時間を使っていままで出来なかったことをドンドン消化していこう、新しい試みも果敢にチャレンジしていこう、という気概に溢れていました。特に緊急事態宣言の時が一番燃えていたのではないでしょうか。

 

この気持ちは6月の中頃まで続いたと思いますが、終息が見えない中で、次第に気持ちが重くなり、制作意欲やチャレンジ精神が減退していきました。

 

振り返っても、811月はダラダラと間延びした時間の過ごし方をしていたと思います。

幸い、教室の方はコロナ禍を理由に出て行く人もいましたが、それ以上に毎月のように新しいメンバーが増え、唯一の心の支えになっていました。

 

 しかし、古いメンバー(とはいっても23年くらい)の方々も、一様に以前よりは制作意欲をなくしており、行動を制限され、先行きが見えないと、誰でも気持ちが下がってくるものだなあ、と痛感します。

 人間は、自分も含め、先行きが見えないと、何をするにも億劫になるのだな、とも思います。

 

来年中にはワクチンが行き渡り、あの騒動は一体なんだったのだろう、と人々が思うようになっていることを期待し、新たな気持ちで作り続けていくことにします。

今年のイベント終了

もうすっかり冬だね。
もうすっかり冬だね。

先日1129日に、ネイチャーアニマルワンダーランド(以下ネイアニ)が終了し、今年のイベントはすべて無事終了しました。

直前(1週間前!)に大量のドタキャンがあったにも関わらず、主催者のミクニドールさんには、出展者にきめ細やかな気配りをして頂き、本当に感謝しています。

 

イベントでは、しっかりお客様の反応を観察することで、今回も色々な発見をすることができたので、無理してでも出展して大正解だったな、と思っています。

昨年7回出展したイベントが今年は3回と激減しましたが、中止になったイベントが多かったので、やむを得ないと思います。

 

残念ながら、毎年恵比寿で開催されるジャパンテディベア主催のテディベアフェスティバルが早くも中止をアナウンスしています。

これと関連しているかどうか不明ですが、日本テディベア協会が、5月と10月、年2回のイベント開催を発表しているので、このままコロナ禍が去り、両方出展できれば、来年は年7回出展できる可能性も残されています。もう誰にも来年のことは予測できませんが、出来れば昨年並みの出展をしたいな、と思います。

 

今年痛感したのですが、やはり自分としては、2ヶ月に1回は出展し、お客様の反応をチェックすることで、現在の自分が制作する作品がお客様目線でどのように写るのか、確認し、随時軌道修正していく必要があるな、と思いました。

 

今回は、1月から8月までの約8ヶ月間、その機会を失してしまってので、無駄な方向へ先走っていた(例えば、新機軸を出展することなく、その改良版やバージョンアップ版を作る)ことを、10月、11月の2回のイベントで知ることが出来ました。

 

沢山新機軸を作れたのは良かったのですが、お客さんの反応をみてから、先に進むことが大切なのだな、と改めて実感しました。

 

 

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材料の整理

材料の一部(この3~4倍あります。)
材料の一部(この3~4倍あります。)

何度も書いていますが、とにかく、新しい素材を試すのが大好きです。

粘土、生地、糸、その他様々な素材を取り入れて、新しい試みにチャレンジしているときが、ハンドメイドの醍醐味だと思っています。

 

こういったことを繰り返していると、どんどん材料が増えてきます。

もちろん、試して使えないと判断した素材もあるのですが、今や教室(アトリエ)の空きスベースは、殆どなくなってきました。

 

まあ、それはいずれ限界が来ることがわかっていたので問題ではないのですが、一番困るのが、どこにどの材料を保管したか忘れてしまうこと。

大量に使うモノは、さすがに覚えていますが、滅多に使わないモノは少量だし、分類が難しいものもあるので、保管場所に困ります。

 

使いたい肝心なときに出てこないので、新たに買い足すこともあります。

これはまだマシな方で、買ったことさえ忘れている素材、何に使ったかわからない不思議な素材さえあります。ごくたま(1年に1回とか)に材料の整理を部分的にするのですが、「あー、こんなこところに、これがあったのか」「あれ、こんなものいつ買った?」と独り言を言いながら、整理しています。

 

今の教室(アトリエ)に移って3年になりますが、一度、全部を整理し直そうと思うこともあるのですが、いまだ出来ずにいます。

 

ぬいぐるみの型紙もドンドン増殖して、いまやとんでもない数になっています。最初のころは完成した写真をいれていたのですが、だんだん怠けて、今や少し古いモノは、いったいどの完成品の型紙かわからなくなっているのもあります。

 

 

どうかこれから本格的にハンドメイド(特にぬいぐるみ)を始めようとする方は、最初にキチンと整理のルールを決めて、辛抱強くコマメに整理していってくださいね(時すでに遅し、という方が多そうな気がしますが・・)。

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iInstagramでの工夫

ついに5,000人達成
ついに5,000人達成

今月、Instagramのフォロワー数が5,000人を超えることが出来ました。始めたのが、2016年の10月ですから、約4年で達成できたのですが、予当初想より随分早く実現したことになります。

 

Instagrampostが自分の作品集にもなっており、過去のPOSTを見返すと、僅か数年前のことなのに、懐かしさがこみ上げてきます。本当にやってて良かったと思います。

 

イベントなどで、他の作家さんに、どうしてそんなにInstagramのフォロワーが多いのか質問されますが、自分より、遙かに人気のある作家さんでも、4,000人を突破した人は数少ないので、疑問に思うのは当然だと思うのですが、これは次の点に注意工夫したからだと思います。

 

1 継続的に3日に1度はPOSTをアップした。

継続は力なりといいますが、どんなに忙しくても、旅行先でも、極力3日に1度はアップしました。間を開けるとフォロワーは減りますから。

 

2 定期的に、ハンドメイドが好きそうな、他の人のページを閲覧して、複数のPOSTに「いいね」をした。「いいね」を複数返してきた人は、原則こちらからフォローした。

これが、フォロワー数が伸びた最大の原因だと思います。とにかく、自分のページを観てもらわないことには、フォロワーになって貰えませんから。

 

3 毎日、自分のタイムラインに流れるPOSTは確実にチェックし、素敵な写真にはコメントを書いている(これをやらない人が多いと思います。)。

 

4 極力、1日に上げるPOST1点にし、複数枚上げたいときは、次ページにした(同じ人が1日に沢山のPOSTをアップすると見せられる方はうんざりします。)。

 

5 プライベートな写真や自撮りは、原則載せないことにした(自分が他人のプライバシーを観るのが嫌なので。)。

 

6 フォローしてくれた方のpostがハンドメイド系や、postに「可愛い」が溢れている場合、原則フォローバックする(うっかり忘れることもありますが。)

 

自分がInstagramを始めたころ、フォローバックされるととても嬉しかったから。その後、熱心にコメントを頂けるようになる(そしてFANになって頂ける)ケースが多々あります。

 

Twitterの方も、フォロワー数が今月4,400を超えましたが、いつか5,000人を超える日が来れば良いな、と思っています。

 

 

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テディベアコンベンション2020雑感

チュンチュン。すずめのお宿はどこかいな。
チュンチュン。すずめのお宿はどこかいな。

今年も、先日102425日の二日間、浜松町の産業貿易センターで開催された、「テディベアコンベンション2020」に参加しましたので、思ったところをご報告します。

昨年までは、7月開催だったのですが、今年はオリンピックの開催時期を避けるため10月となった訳ですが、コロナ禍の中、開催が危ぶまれながらも、無事開催されて、ほっとしています。

残念ながら、参加者は昨年の約3分の1以下で、70名弱(特に地方の方のキャンセルが多かったようです。)。

 

来場者は推定ですが、おそらく昨年の4分の1位かと思われます。

例年なら、最も混雑する11時頃でも、客足は少なく、密とはほど遠い状況でした。

僕のブースは左右と前が空席で、実にゆったりとしていました。

先行入場で並んだ方は、たったの80名だったそうです。主催者は、1時間15分の入れ替え制にしていたのですが、入場者の総数を考えれば、全くその必要はなく、2日目からは、入れ替え制を止めました。

 

チャリティーの当選者は、郵送になったため、例年のお祭り騒ぎもなく、これがあのコンベンションかと疑うくらい、淋しいイベントになってしまいました。

特に2日目は、朝から来場者が少なく、もっぱら出展者同士の情報交換と考え、各ブースを時間の許す限り回りました。

 

個人的には、この時間で、得ることも多く、参加して良かったと思いました。

日本テディベア協会は、来年、5月(浜松町)と10月(国際フォーラム)の2回、イベントを開催することを予定しているようです。例年3月に開催されるテディベアフェスティバルが早々と中止を発表しましたが、これの代替の意味もあるのでしょうか?

参加するかどうかは、じっくりと検討して決めたいと思います。

 

 

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即興性が大切

人気のシリーズです。
人気のシリーズです。

ハンドメイド作品に大切なことは色々あると思いますが、その中でも、個人的には、制作の際、作者のその場の気持ちを反映した、即興性があった方が良い、と思っています。

その場の気分で思いついたことを作品に反省させるのは、大量生産のプロダクト製品には絶対に出来ないことです。

 

陶器や粘土系の作品は、かなりの部分、作品に、その時その場の気分が反映されるのですが、テディベア・ぬいぐるみの場合、型紙という制約があるため、大幅に変えることは難しいのですが、目鼻の位置を変えたり、綿の詰め方を変えてみたり、細部に拘ってみたりで、できる限り、即興性を大切にしています。

 

SNSなどで、他のテディベア/ぬいぐるみ作家が、ほぼ同じ作品を沢山作って、並べたpostをアップしているのを見て、自分はやりたくないな、思うし、同じ作品を何回も委託で制作することも、自分にはとてもできないことです。(そういう作家さんを非難しているわけではありませんよ。)

 

お客さん本位に考えれば、人気の、定番の作品の目鼻立ちや形をできる限り変えないで、沢山作れば、作る効率も良いし、喜ばれるし、確実に売れるのはわかっているのですが、できる限り一点ものに拘りないな、と思っています。

 

なので、たまにSNSDMなどで、過去の作品と同じモノが欲しいという方もいらっしゃるのですが、(特別な理由がない限り)知人以外は、原則お断りしています。

まあ、自分の技量不足で、同じモノが作れないということも、ありますが。

 

海外の作家さんの型紙は、売っているモノでさえ、日本のものと比べると、けっこう適当ですが、(ここからは僕の想像ですが)あちらの方々は、毎回型紙通り作る必要はない、いや作らない方がいい、とさえ思っているのではないか、と最近思い始めています。

 

 

国内外を問わず、好きな、尊敬する作家さんは、一点ものをメインに作っている方々です。

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ベスト30

インコの親子です
インコの親子です

今回も「作風」について、お話します。

作り手で、自分の「作風」がはっきりしていて、当分変えるつもりのない方は、今回のブログは、あまり参考にならないかもしれません。

 

先日、写真が趣味の友人と会い、聞いた話です。

友人は、つい最近撮りためた写真を皆に観てもらうため、Instagramを始めたのですが、自分が本当に撮りたい写真がどういうものだかわからなくなり、ネットでプロの写真家に相談したところ、ネット上に掲載されている写真のうち、自分が好きな写真を特定のフォルダにダウンロードして、30点になるまで集め、それ以上になったら、より良い写真が見つかった都度、どんどん入れ替えていくことする。やがて、自分のベスト30が成熟してきて、自ずと、自分が目指す方向が見えてくる、ということを教えて貰ったそうです。

 

この話を聞いたのは、前回のブログを書いた直後で、自分自身の作風にも迷いがあったため、その日から、ベスト30の収集を始めました。今日現在で、(国内作家の影響はなるべく受けたくないので)海外作家の作品を、InstagramPinterest、作家のHP等から22点集めました。

 

結構真剣に選び、見返してみたところ、想定通りの作品も多かったのですが、自分自身気づいていなかった点もあり、新たな発見も幾つかありました。

 

今度30を超えたらどんどん入れ替えていけば、自身の好みの究極のベスト30が出来ます。

この方法は、時間をかければかけるほど、効果があらわれるのではないか、と思っています。

 

作風に迷いが生じたかたは、是非試してみてください。

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作風について

ずんぐりむっくりです
ずんぐりむっくりです

オリジナルなハンドメイド作品には、作り手の作風があります。

誰かに似たもの、どこかで見たことがあるようなものから、極めてオリジナリティの高い作風まで、様々です。

 

ここでは、ひとまずオリジナリティの重要性は脇に置いて、作風について書いてみたいと思います。

個人的には、作り手には、素材やモチーフを変えても、一貫した作風があることが望ましいと思います。

以前、絵を習っていた頃、先生から、どんなに作風を変えようとしても、その人が本来持っている作風を完全に変えること、消し去ることは出来ないと聞いたことがあります。

「自分の作風はこれでいいのか」と思い悩んでいた時だったので、ホッとした記憶があります。

 

先日、新型コロナで自粛していた教室のメンバーの方が、6ヶ月振りに来られて、6ヶ月の間に作ったぬいぐるみを色々と見せてもらいました。

ご本人は、色々考えて作っていくうちに、自分の作風がわからなくなった、どうすればいいか、とアドバイスを求めてこられました。

 

確かに、作られたものは、各々に作風に相当な振り幅があり、ご本人が迷っている様子がよくわかりました(とは言っても、同じ人が作ったことが想定できる範囲ですが。)。

僕は、もっともその人らしい作品を指して、「この路線がいいと思いますよ」と言いましたが、周囲は、それよりも、別の作風の方が良いと言うらしいのです。

 

周囲が良いという作品は、確かに可愛いし、悪くないのですが、どうも、ご本人も、周囲が良いという作品が、一番良いと思ってはいないようなのです。

周囲に聞けば聞くほどわからなくなるので、この悩みは、僕にも、とてもよくわかります。

前々回のブログに、「オリジナリティより、自分が本当に好きなものを優先すべき」と書きましたが、結局、作風は、自分が一番に作りたいものを作ると(たぶん)自然と出来上がるものなのでしょう。

 

今自分が作っているものも、自分が一番に作りたいものから少しずれているので、その修正を試みつつあるのですが、SNSで小出しにして評判が悪ければ、ひっこめてしまうという、情けない状況にあります。そこをぐっとこらえて、先に進めば、違うものが見えてくるとは思うのですが・・・。

 

 

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ライバルについて

食欲の秋だね。どんどん食べよう。
食欲の秋だね。どんどん食べよう。

個人的には、創作についてライバルは必要ない、と思います。

アスリートの世界では、記録を伸ばすために、ライバルがいた方が、心理的に有利という面もあるでしょうが、作ることにおいては、「相手に勝つため」という必要性を感じないので、創作にはライバルは不要だと思います。

 

しかし、正直に告白すれば、不必要と思いつつも、ライバル視している人はいます。

自分が(イベントに)デビューした前後2年程度の人はどうしても気になって、活躍しているな、売れてきたな、良い作品を作っているな、と思えば、少なからず焦りのようなものを感じるのです。

 

また、何故かその人の活動に対して、批判的な視点で観ている自分を発見して愕然とすることもあります。

自分より、ずっと前から活動している人、最近活動を始めた人のことは、全く気にならないので、どうやら、心の奥底で、経験年数が同じ人に負けてはならない、と思っているようです。

 

数は限られるのですが、たまたま何かの機会で、自分と前後してスタートしたことが判っただけで、その人のことが気になりだします(なので、最近は、相手の経験年数は聞かないことにしていますが、親しくなると結局聞いてしまいます。)。

 

数にすれば、たいした人数ではないが、勝ち負けに拘る自分のことを馬鹿馬鹿しいと思いつつも、SNSの発信で、素晴らしい作品がアップされたり、「売れているな、活躍しているな」と思えば、その都度動揺している自分がいます。

 

また、情けないことに、イベント会場の両隣や真向かいあたりの人は、1日ライバルになって、そのブースの売れ行きが気になってしまいます。

いつか、自分のライバルは、昨日の自分だけ、といえるようになりたいな、と思っていますが、いつのことになるやら。

 

 

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オリジナリティより大切なモノ

ippoたおか  テディベア/ぬいぐるみ教室  テディベア ぬいぐるみ
パンダの親子

このブログでは、一貫してハンドメイド作品では、オリジナリティが重要だと主張してきました。

しかし、先日、オリジナリティより重要なものがあることを、最近すっかり忘れていたことに気づかされました。

 

教室のメンバーで、オリジナルの型紙を何作か完成されていた方が、自宅で新しい型紙の原型を作ってきたのですが、前作の方が、オリジナリティ度合いが高かったので、「前作の方が良かったと思う」と素直な感想を言ったところ、「最近自分の型紙は、自分が本当に作りたかったものから離れてきている。自分が本当に作りたかったものは、こちらの方です。」とおっしゃったのです。

 

僕は、今まで見たことがないものを特に高く評価し、メンバーへのアドバイスにしても、より斬新なもの、他にはないものを作るようにアドバイスしてきました。

どうやら、このアドバイスも原因して、自分が作りたかったものから離れてきたようなのです。

 

作り手として、一番大切なことは、自分が本当に作りたいもの、好きなものを作ることで、自分自身を深掘りすることで、結果として出てきたものが、個性=オリジナリティなのに、意図的に他とは違ったものを作ると、奇をてらったもの、珍奇なものになる可能性があります。

 

うまくいったとしても、自分が気に入っているかどうかは別の話なので、やはり、前提は、自分が納得できる範囲で、オリジナリティを出すことが大切だと思います。

このことを最近ないがしろにしていました。

 

自分自身の主力作品にも、実は大して好きでもないのに、売れるから作っているものがあるので、その方が言われたことは、本当によく理解できました。

 

ここ最近の、最大の反省事項でした。

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コロナ禍のイベント出展

先行入場30分経過した頃。いつもなら、向こう側が見えにくいのに。
先行入場30分経過した頃。いつもなら、向こう側が見えにくいのに。

 22日のアイドールは無事終了しました。

まさに、9カ月ぶりのイベントでした(アイドールは昨年の夏から、1年ぶり)。

 

 その間に、3回の出展予定イベントが中止になっています。

予想では、お客さんが7~8割位(頭の片隅には、久々のイベントなので、待ちわびた人も多いだろうから、ひょっとして、昨年並みかもしれないという考えもありました。)で、売り上げは、7割減、最悪、昨年比お客さんが半分で、売り上げも半分、と覚悟していました。

 

 蓋をあければ、お客さんは、凄くすくなくて、恐らく、感覚的には昨年の4分の1でした。あるいは、もっと少なかったかも。

 写真は、先行入場が始まって、30分経過した頃です。

また、出展者も予想を遥かに超えて少なく、出展者同士の情報交換も、殆ど出来ませんでした。こちらも、前年の4分の1~3分の1でしょうか(僕の知り合いの常連さんが5人ほどいるのですが、一人も参加していませんでした。)。

 

(競争相手がいないせいもあり)お陰様で、お客さんが少ないわりには売れたのですが、それでもここ3年で、最低の売上になりました。

お祭り感はまるでなく、どことなく淋しい感じがしました。

 

 正直、昨年夏のアイドールの印象があったので、クラスターが発生しそうな3密状態になったら怖いな、と思っていたのですが、もはや、スーパーの買い物の方がよほど危険と言えるくらい、最も混雑する12時頃でもガラガラで、密と言うには、ほど遠い状況でした。喜んで良いのか、悲しんで良いのか。

 

 

 10月に、浜松町で開催予定のテディベアコンベンションにも出展を予定していますが、果たしてどうなることやら・・・(すでに来年3月のテディベアフェスティバルは中止になっています。)

 

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久々のイベント参加

ツギハギだらけのくまさん。
ツギハギだらけのくまさん。

来週の822日(土)本当に久しぶりに、自分のブースで出展します。

アイドールfestival202082223日)のうち、初日1日だけの参加になります。

最後の出展が、昨年12月初めのネイチャーアニマルワンダーランドですから、実に89ヶ月ぶりの出展になります。

 

3月には、別のイベントで、開催2週間前に突然中止になった例もありますが、さすがに1週間前の中止はないと思われます。

今年は、3月、5月、6月と立て続けに予定していたイベントが、新型コロナの関係で中止となり、9月のイベントも中止の連絡が来ていたので、年内は無理かもと思っていましたが、ついに参加できる日が来ました。

 

新型コロナの実行再生産数(一人の人間が、何人に感染させるかという、予想係数)が、811日に、1を割り込み、0.95になりましたので、しばらくは重傷者・死者の爆発的増加はないものと思われます(マスコミは、こんな重要なことに限って報道しないので、TVのニュースは、全く信用していません。)

 

しかし、この波がいったん落ち着いても、次の波が来ないとも限らないので、年内は、これ1回だけの可能性もゼロではないので、思い切って参加してよかったと思っています。

当日の、来客者は、自主的判断で来られるのでしょうが、いつもよりは確実に来場者は少なくなるだろう、と覚悟しています。

 

入場制限も行われますし、主催者も、相当神経質に対応するようなので、果たしてどんなイベントになるでしょうか。

配置図を見ますと、ところどころ歯抜けになっていて、僕のブースの両隣は空席になっています。

通路もいつもより広く取っているようで、こんな状態で、主催者は元が取れるのだろうか、と思っていたら、入場料も、いつもより高めの1,800円になっており、ここで調整しているようです。

 

 

来場を予定している方は、高いと思わず、主催者(もちろん参加者も)を応援する気持ちで来てくださいね。

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教則本について

重いよう。
重いよう。

何か新しいハンドメイド系の趣味を始める場合、教室に通うより、市販の教則本を買った方がお手軽でしょう。

自分も、過去に手がけた様々なハンドメイドは、すべて教則本から入って、その後教室に通いました。

 

テディベア/ぬいぐるみ作家の中には、教則本だけで作り方をマスターした人もいますが、教則本のメリットデメリットについて考えてみました。

僕の個人的な見解は、人に実地で教わる際の、補足的な資料として、教則本はとても役に立つけれども、教則本だけだと、回り道が多い、ということです。

 

これは数多くのハンドメイドに手を染め、多くの教則本を読んだ結果、思い至った結論です。

教則本ですべて間に合うなら、習い事の教室など必要なくなります。

特に、複雑な手順、微妙な手さばきは、本では解説しきれないので、実地で教わる方が圧倒的に理解しやすいです。

 

最近は、YouTubeで手順が解説されているものもありますが、これも実地で教わることと比べれば、かなり、理解に苦しむ箇所も多いと思います。最近増え始めた、リモートでのレッスンは、その都度質問できるので、YouTube動画より良いと思いますが、色々な角度から検証できる実地のレッスンには到底かなわないと思います。

これからハンドメイド系の趣味を始める人へのアドバイスとしては、まず教室に通うこと。そして、教則本は1冊でなく、複数本用意すること。

 

人によって、教え方が違うので、1冊メインの本を決めたら、複数の本を読み比べると良いと思います(ちなみに、僕の教室では30冊ほどの教則本があり、メンバーに貸し出ししています。)。

僕がテディベア/ぬいぐるみを教える場合は、自分が習った手法をメインに、自分が開発した手法、本で読んだ手法も紹介し、その方に一番合った方法を身につけてもらおうと心がけています。

 

 

近くに教室がない場合は、複数の教則本と、YouTubeの動画(あるいはリモートレッスン)で、自分でやっていくしかありませんが。

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モヘアの染色

色々な色に染めます。
色々な色に染めます。

以前、モヘア等の染色について、ブログに書いたことがありますが、自身の染色方法も進化したので、このあたりで、現時点の染色法についてまとめてみます。

作品の殆どは、自分で染色しています。

 

染める前の色は、無色か、グレーやベージュなどの淡い色で、濃い色は、殆ど染色しません。

染色剤は、当初色々試しましたが、桂屋の「みやこ染め」1本です。

最初、よく染まるように、モヘア等を水通しします。

事前に、その日染める色を決めておいて、染料に無駄が生じないよう、段階的に混色していきます。(大体1回の染色で、半日くらいかけて、1020枚くらい染めます。)

 

染料は、小さな容器に熱いお湯で溶かします(ここでよく溶かしておかないと、色が塊になって、美しく染まりません。)。

大きな容器に移して、人肌くらいの温度になるように、ぬるいお湯に溶かしていきます。

お湯の中で、よく染まるように、しっかりと手で揉みます。

大体30秒くらいで、一度あげて、絞ります。

色が薄ければ、さらに時間をかけて揉んでいきます。

なお、自分の場合、単色で染めることは、殆どありません。

24色くらいを、思い通りの色になるまで、徐々に混合していきます。

この作業は、毎回ワクワクして、飽きることがありません。

 

コツとして、グレーを少し、混ぜると色が落ち着くので、グレーを混色します。

原色やパステルカラーは、あまり好みではなく、大体くすんだ、あるいは、よどんだような色が好きなのですが、似たような色ばかりにならないよう、気をつけています。

 

当初は、水彩画を長くやっていたからか、黒を避ける傾向にあり、黒を使っていなかったのですが、今は濃いめの色を作るときには、黒も使います。

 

教室に通う方々のために、染色のレッスンもしているからか、当教室のメンバーは、かなりの割合で、自分で染める方が多いようです。

 

 

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