
先日6月13日、浜松町で開催されたドールアニマルワールドフェスティバルに足を運びました。
ドールアニマルには、2016年から2025年の10年間に渡って、欠かすことなく年2回出展してきました。
今回は、昨年12月頃から4月に開催を主催した「ぬいぐるみ展in池袋」の開催準備に追われていたため、早めに欠席を決断しました。
4月いっぱいは、殆ど制作に充てる時間がなかったので、結果として、判断は正解だったと思います。
さて、11年ぶりにお客として展示会を覗いた感想を述べさせてもらいます。やはりブースの内側と外側では見える景色も異なって、足が止まる箇所がいつもと少し違っていたように思います。やはり、出展しているときは、同業者目線で見ているので、お客として参加すると、ジャッジする、あるいは評価する視点が消えて、純粋に楽しんでいたように思います。
13時半ころに入場したため、先行入場の雰囲気はわかりませんでしたが、出展者に聞くと、前回よりもバイヤーが減って、長蛇の列は少なかったという話でした。
僕が入場した時のお客さんの入りは、前回と左程、差はなかったのですが、ここ数年、確実にグループで活動しているバイヤーは減少してきているようです。
数年前なら、先行入場が終わる時点で、完売か、完売に近かったような作家さん達も恰好作品が残っていました。
それと、毎回感じることは、ドール作品が減少し、ぬいぐるみや羊毛フェルトのようなアニマル作品が増加しているように思いますが、展示会名にドールという冠があるため、主催者の方でもこれ以上ドール作品を減らさないように工夫しているかもしれません。
ドールアニマルは、僕にとって最高の展示会なのですが、なんといっても、人気の展示会なので、新しく出展するのは難しいのですが、会場を移してもう少し広い場所に移ってもらえたら嬉しいな、と思います。
次回は、主催者に呼んでもらえれば、ぜひ参加を再開したいと思います。

展示会の準備で、ブログの更新が遅れていましたが、いよいよ「ぬいぐるみ展in池袋」の開催日(4/17~4/20)が近づいてきましたので、頑張って更新します。
現時点の参加者は招待作家6名を含め48名。大体目標の人数は集まりました。昨年11月に作成したDM、ポスターには見込みで40名を超える、と記載したので、正直ドキドキしていました。
この展示会の一つ目の特色は、日曜日の16時までは、すべての作品が閲覧鑑賞できることです。購入される場合は、宅配便の伝票を書いていただくのですが、19日の4時からと、20日はお持ち帰りできることになっています。
初日は2点(全高入場された方は3点)までが購入点数の上限ですが、2日目以降は購入点数に制限はありません。
二つ目は、ぬいぐるみ教室「ippo-handmade」出身者がメインとなっていることです。とはいっても、いわゆる教室展ではなく、参加者全員がオリジナルの型紙で制作しています。
前回お伝えしたとおり、参加者のキャリアは様々で、もう何年も展示会やネットで販売している人もいれば、これからデビューという方もいます。
三つ目は、これからぬいぐるみを制作しようと思っている方、すでに、ぬいぐるみを制作しているがこれから販売を考える人にとっては、とても参考になる展示会だと思います。
もちろん、純粋にぬいぐるみが好きで購入を考えて展示会に行こうと思っている方も十分楽しめる内容になっています。
初日の12時からは先行入場パスをお持ちの方18名に限り入場できることになっていますが、若干余裕があるので、先着の3名ほどはご入場できると思います。初日一般入場は13時からです。
今は準備作業に追われて自分の作品を作る時間がないのが残念ですが、その分楽しい展示会にすることに時間を割いています。
なお、展示会開催中に、1年間募集を中止していたぬいぐるみ教室の会員を、会場内で募集することにしました。型紙の制作まで指導する教室は少ないので、ぬいぐるみ作家を目指す人にとっては絶好の機会になると思います。先着順で受付しますので、状況によっては、入会が半年後、1年後になることをご了承ください。

このHPでも、SNSでも既に周知済なのですが、2026年4月17~20日の間ぬいぐるみ教室「i-ppo-handmade」の10周年記念として、池袋で「ぬいぐるみ展in池袋」を開催予定です。
参加する作家は、トータルで42~47名程度になりそうです。
この企画を思いついたのが、拙著「ぬいぐるみの型紙の教科書」の原稿がおおむね完成した昨年の4~5月頃です。
開催場所は池袋駅から徒歩4分位のところで、駅近なので、気軽に来て頂けると思います。(新宿だと、少しギャラリー使用料が高く、予算から検討すると、駅から10分以上になったため、池袋に決めました。)
このぬいぐるみ展は、教室出身のぬいぐるみ作家がメインであり、僕の友人の作家6名程も招待しています(詳細はHPで。情報は随時更新していきます。)。
教室の出身者は、経験年数8年から、今年初めて出展の人まで様々ですが、すべてオリジナルの型紙で出展します。
僕の口から言うのもなんですが、皆個性豊かな方々ばかりで、ぬいぐるみ好きはもちろんのこと、自分でぬいぐるみを作っている人、これからぬいぐるみ作家を目指す人にとっては、とても参考になる、楽しい展示会になると思います。
この展示会のもうひとつの特徴としては、お客様に鑑賞して頂くことを主眼としているため、販売されたものは、原則後日宅配か、19日の4時以降から20日にかけて手渡し、ということにしています。
なので、18日から20日の午後4時までは、すべての作品が鑑賞できることになっています。
教室を始めて、早や10年経ったのかと思うと、自分でも驚きますが、沢山の方が作家活動をしてくれており、本当に教室を開催してよかったと思っています。
教室の方は定員オーバーの状態が4年程続いていて、時々ゲリラ的に募集して、1年に数名の方が新規に入っていただくという状態が続いています。

僕は現在ぬいぐるみ作家と教室講師を兼ねて、ぬいぐるみメインで活動していますが、昔からぬいぐるみ好きだと思われていますが、実はぬいぐるみに興味を持ったのはかなり最近で、今から13年程前です。
作ることと絵を描くことは小さいころから大好きでしたが、その中には「ぬいぐるみを作る」は入っていませんでした。
ぬいぐるみに出会うまで、本当に色々なことに手を出し、ぬいぐるみに出会う直前は、陶人形に熱中していました。
退職して教室経営兼作家になることを決めた時も、陶人形がメインでぬいぐるみはサブ的な位置付けでしたが、自分にはぬいぐるみの方があっていたらしく、周囲は圧倒的にぬいぐるみを支持してくれたのです。
作家活動を始めてしばらく(1年位)は、ぬいぐるみと陶人形を並行して作っていましたが、作る楽しさは、ほぼ変わりません(若干陶人形の方が上かも)。
圧倒的に違うのは、ぬいぐるみは制作している段階で、命が宿るように感じられること。
眼を入れた瞬間、あるいは、頭手足を繋いだ瞬間。
この感覚は、陶人形制作では感じられなかったことです。
とても愛おしい感覚がこみ上げてきます。
また、誰かの手に渡った後、SNSで自分が作成したぬいぐるみが数年たっても可愛がられていることがわかったとき、至福の喜びがあります。
抱っこしたり、話しかけたり、お出かけ先に連れて行ったり。残念ながら陶人形はそのような可愛がられ方はしません。
このような喜びを一人でも多くの人に知ってもらいたくて、2冊の本を上梓しました。
特に2冊目は、大勢の方に喜んでいただいているようで、本望です。
制作中は大変なプレッシャーでしたが、Amazonなどのレビューなどを読むと、苦労した甲斐があったと思っています。
残念ながら教室の方は、一人で、かつ少人数制(Max3人。大体1~2人でレッスン)で行っているため、大勢の方のご希望に添えないでいます。

拙著「ぬいぐるみの型紙の教科書」を購入した方、これから購入を検討している方への留意点があります。紙面の都合と、余計な解説を入れて読者を混乱させないために、これらの説明を省いていますので、興味がある方は是非お読みください。
1 紙の手法と粘土の手法
「ぬいぐるみの型紙の教科書」は紙の手法と粘土の手法を、便宜上別々の技法として記載しています。
別々に解説したのは、この方が分かり易いからで、一応本の説明では、最終的にはどちらもマスターしてほしい、という書き方にしています。
実際は、制作過程で、両方の手法が入り混じります。こういう説明をすると、とても難易度が高く感じるようになるため、別々の手法であるような書き方になっています。
例えば、粘土の手法で型紙を制作した場合、殆どの場合、想定したより、短い部分、狭い部分、その逆のケースが出てきます。その補正に紙の手法が必要になります。
また、ダーツを入れる場合も、省略できるダーツ、出来ないダーツの見分け方にも紙の手法が必要になります。粘土の型をそのまま型紙にしようとすると、かなり複雑なものになってしまいますが、紙の手法の知識があると、適度に省略出来ます。
紙の手法で制作する場合でも、部分的に複雑な形にしたい場合、紙にこだわると、本当に何度もやり直すことになります。この場合必要な部分だけ粘土にし、その粘土に線を引くだけで、それを見ると型紙の形を想定できるようになります(但し、この手法は両方の技法をある程度マスターしておく必要がありますが。)
2商用OKについて
本の表紙には「商用OK」とありますが、本をよく読んでいただければ、これがパーツとして組み合わせて利用する限定的なものであるのがわかるようになっていますが、なかにはざっと読んだだけで、すべての型紙について型紙集として使用する方(殆どいないと思いますが。)がいるかもしれないという危惧があります。
念のために書いておきますが、他人が作成した型紙をそのまま商用に利用するのは例外なくNGです。