![i-ppoたおか 田岡正臣 経堂 東京 テディベア ぬいぐるみ教室](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=501x10000:format=jpg/path/s9d6b91bffa6c5398/image/ia2972707490c2248/version/1490180742/i-ppo%E3%81%9F%E3%81%8A%E3%81%8B-%E7%94%B0%E5%B2%A1%E6%AD%A3%E8%87%A3-%E7%B5%8C%E5%A0%82-%E6%9D%B1%E4%BA%AC-%E3%83%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%99%E3%82%A2-%E3%81%AC%E3%81%84%E3%81%90%E3%82%8B%E3%81%BF%E6%95%99%E5%AE%A4.jpg)
前回に続き、「ジャパンテディベアフェスティバル2017」のレポートです。
12月のブログで、ドール系と他のイベントを比較しましたが、今回は、テディベア系と他のイベントを比較してみます。
まず、自分が観察したところ、今回のイベントは、テディベアのコレクターと、実際自分でもテディベアを作っている人が、コアな客層だと思います(まあ、当たり前の話ですが。)。
次に多いのが、人形・ぬいぐるみ全般が好きな人。また、可愛いものが好き、という人。この層は、ドール系と被ります。後、近隣に住む方、友人の出展を見にきた方が少々。これらの方は、あらゆるイベントにいます。
正確にはわかりませんが、コアな層が、お客さんの半分くらいはいるのでは、と思っています。
でも、ドール系ほど、コアな人の好みの裾野は広くなく、一定の範囲内に収まっているので、特定の作家さんに人気が集中する傾向にあると思います。ドール系のコア層は、殆ど相いれないくらい様々なバリエーションに分かれているような気がします。
また、コアな層の数は、ドール系に比べて、かなり少ないと思います(ドール系イベントにはぬいぐるみ・テディベアの作家が結構侵食していますが、今回は逆パターン、ドール系の作家の出展が極めて少ないことに、気づきました。)。また、ドール系のように、客層で尖がった人も少なく、痛々しい人や、真正のオタクも少数派だと思います。
今回初めて、テディベアイベントに出展して、デザインフェスタやドール系イベントと比べて、自分の作品の売れ筋の違いも、はっきりとわかりました。
僕は、色々な素材を使っていますが、石粉粘土や、磁器(ビスク)のように、仕上がりがツルツルしたものは、今回、比較的スルーされる傾向にありました。
コアなお客さんは、モコモコ、フワフワしたものに、特に興味を示すようです。
羊毛シートで作ったものが、予想を超えて評判がよかったのが、嬉しい誤算でした。
しかし、会場の他の出展者のテディベア作品を見て、そのレベルの高さと個性に改めて感心し、自分が作る、モヘアのベアに関しては、まだまだアピールポンとが足りないな、と痛感しました。
また、昨年の11月~12月に出展した、デザインフェスタとアニマルワンダーランドでは、殆どスルーされた、「しっぽで立つ人形(ワークショップでもやっています。)」が今回うってかわって好評で、持って行った作品がそこそこ売れました。
デザインフェスタ、アニマルワンダーランドに出展した作品と同じものを持って行きましたので、これに関しては、未だに何故だか理解できないでいます(たまたま今回だけ?)。
今後何回か出展するうちに、謎が解明されるでしょう。
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