小さな参加者

こんなに可愛くできました。
こんなに可愛くできました。

昨日、326日、当ワークショップに小学生と、幼稚園児の兄弟が参加しました。お兄ちゃんが今度小学5年生、妹さんが今度小学1年生です。

i-ppo handmade」としては、初の子供さんの参加になります。

コース内容は、僕の方からお願いして、一番難易度の低い、B-1の「モコモコ動物人形」にしてもらいました。

実は、イベントで配るワークショップのチラシでは、小学4年生以上対象としているのですが、僕が会員になっている陶芸教室の「マダン陶房」で、幼稚園児が体験教室に参加しているのを傍で何度も見ており、是非やってみたいな、と思っていました。

参加の申し込みがあった時、お母さんがバックアップすることを条件に、これはチャンスとばかり、即お引き受けしました。

動物を作る場合、大人なら茶系を中心に、それらしい色を選ぶのですが、小さな子は発想が自由で、お兄ちゃんが緑色のネコ、妹さんが、空色のクマを選びました(アクリル絵具で、自ら着色しました。)。

手さばきも大胆で、こちらがハラハラしつつも、小さな部分にはあまり気にしないので、やり直す部分も殆どなく、ドンドン先に進みました。

お母さんがお兄ちゃん、僕が妹さんのバックアップをしたのですが、果たして時間内に完成するのかという心配は、全くの杞憂で、むしろ、大人より短い時間での完成です。

時々、僕のアドバイスに対して、妹さんは、大人顔負けの適格な返答をするので、これは侮れないな、と何度も思いました。

しかも、お兄ちゃんより先に完成したものだから大喜びで、「そらくまちゃん」と名前をつけ、完成したクマを手に走り回っていました。お兄ちゃんの方も、とても個性的な顔のネコ(緑の顔に、鼻が黄緑!)ができて、本人も満足しているようでした。

「ああ、子供に教えるのは、本当に楽しいな」「もっと子供を対象にしたワークショップをやりたいな」と終わってから、つくづく思った次第です。

勿論、終わった後は、大人対象のワークショップより、はるかに疲れましたが。