必ずどこかで役に立つ

i-ppoたおか イラスト 東京 経堂 ハンドメイド 粘土
象の兄弟

今まで、色々なジャンルのハンドメイド、クラフト、アートに手を出してきました。

ざっと挙げてみると、レザークラフト、漆工芸、キャンドル、レジンアクセサリー、羊毛フェルト、陶芸、ガラス工芸、ぬいぐるみ、テディベア、張り子、パステル画、水彩画、油絵、アクリル画、様々な粘土。

こうやって並べると、自分でも、実に節操のない奴だ、と思います。

器用貧乏という言葉が頭に浮かびました。

やろうとしたこと、今後手を出そうとしていることは、まだまだ沢山あります。

七宝焼き、紙漉き、木工芸なども、やってみたいな、やってみよう、と思っています。

この道ひとすじ、という人とは、自分は真逆のタイプだな、とつくづく思います。

何故、そんなに色々なことに手を出すのか、と聞かれることがあります。

以前このブログにも書きましたが、何事も、「最初の導入部分」がとても面白いからです。

勿論、どの道でも、神髄まで極めないと、一番濃い、究極に面白いところが味わえない、とも思っています。真髄まで極めたことがないので、憶測で書いていますが、濃いところまで味わえるだけの所へいける人はごく僅かだし、自分は、これからも、興味の赴くままに、あれこれチャレンジして、楽しみたいと思っています。

それと、色々やっていると、もうひとつ良いことがあります。

別のジャンルでやったことが、他のジャンルで、色々なヒントになり、新しい発想の手助けになるのです。

また、ワークショップに来る受講者に対するアドバイスが多方面からできる、という理由もありま

今まで手を出したもので、他のジャンルに応用がきかなかったものはありません。

それに、ある特定のジャンルで、新しいものを生み出している人は、僕の知る限り、そのジャンルだけを追いかけた人より、クロスオーバーで、色々やっている人ではないか、とひそかに思っています。

僕が他のジャンルのハンドメイド作家のワークショップに参加するように、他のジャンルの作家さんも、僕のワークショップに参加されています。

 

これ以外には考えられない、と思っている制作手法が、実は、ちょっと違った方向からアプローチすると、全く異なった手法(新しい手法=魅力的な作品とは限りません。自己満足で終わることも々あります。)があることがわかり、この時の発見の喜びは、とても大きいので、今後とも、興味の赴くままに、色々なことをやってみたいな、と考えています。