映画の中の犬と猫

映画が好きで、月に2回程、映画館に足を運びます。

このブログは、ハンドメイドやアート、自分の創作に関することに限定して書いているので、映画の感想については、一度も書いてこなかったのですが、今回は、特別に犬猫映画に関して、少しだけ感想を書かせていただきます。

創作のモチーフが動物なので、なにか創作のヒントになることはないかな、という思いもあり、動物が活躍する映画はいつも気にしていました。

自分が創作するとき、大抵の場合、作品に感情移入するので、それぞれの動物の特性や独特の表情を知っておきたい、という思いがあります(テレビの、動物に関するドキュメンタリー番組は、よく観ます。)。

今回、立て続けに「ボブという名の猫」、「僕のワンダフル・ライフ」という犬猫の映画を観ました。

どちらも秀作で、泣かされました。犬と猫が好きな人は、どちらも必見です。

(これから先は、普通の映画感想ではなく、動物メインで書かせていただきます。)

まず、「ボブ」の方ですが、これは実話を映画化したもので、ストリートミュージシャンと、つねに彼に寄り添う、茶トラの猫の話です。メインストーリーは主人公が麻薬中毒から更生する重い話なのですが、それは脇に置いておいて、ボブのなんと賢いことか。

しかも、ななんと、当のボブが映画でも主演しているのです!

どこへいくにも、俳優の主人公に寄り添い、ハイタッチもする。撮影で、周囲が知らない人だらけなのに、このボブときたら、演技(!)らしきものまでして見せている。しかもカワイイ。逃げない。

もうボブにメロメロで号泣です。

次に「ワンダフル・ライフ」の方ですが、はっきり言って、これは「ボブ」の2倍泣けます。ネコの方が犬の2倍好きなのですが、映画は逆でした。

犬が何度も転生して、好きな主人の元に帰る、というファンタジーで、しかもストーリーは予定調和で、最初からラストを予想できるものですから、映画にリアリティを求める人は楽しめません。

でも、ファンタジー好き、ワンコ好きと、泣ける映画が好きな人は必見です。

もう、あちこちで泣かせてくれます。アメリカの片田舎の美しい風景も必見です。

ネタばれですが、予告編で見せているので敢えて書きますが、年老いた主人公が、目の前にいるのが、転生した、昔少年時代、共に過ごした犬だと気づくシーンは、今思い出しただけでも、ウルウルします。知っていても泣けます。

 

というわけで、今回は、立て続けに、ネコと犬に泣かせてもらいました。