ルプルームについて

今回はお役立ち情報を、ご披露します。

テディベアやぬいぐるみを沢山制作していると、余ってくるのが、糸です。

普通は、モヘアやファーに合わせて、似た色の糸をチョイスしますが、個性的な毛を選べば選ぶほど、糸も個性的な色になります。気がつくと、途中まで使った、個性的な色の糸が大量に残ることになります。

僕も、途中まで使った沢山の色々な糸があります。この色を、次に使うのは一体いつになるだろうか、と思う色は、いつまでたってもなくなりません。

そこで思いついたのが、もう新しい色は買わないこと。

でも、手染めした、毎回異なった色のモヘアを使うので、それに合う色の糸を使う必要があるので、本当は買わない訳にはいかないのですが、ある時、教室のメンバーの方が、必要に応じて糸を染めていたのを見て、これはいいアイデアだ、と思ったのです。でも考えてみると、これは結構手間です。

それよりもっといいアイデアがありました(これもメンバーの方からヒントを頂きました。)。

コピックなどのアルコール系マーカーで、糸を塗るのです。一面だけ塗るだけで、全体的に染みるので、実に簡単に色の違った糸が出来上がります。しかも色落ちしない!

この方法を知ってからは、新たに糸が余ることはなくなりました。

僕は、このアルコール系マーカーについては、先が筆になっているマービー社のルプルームを使っています(ルプルームには水性もあるので要注意。)さらに良いことに、ルプルームは発色もいいし、滲んで違った色が混ざり合うので、この用途には最適です。

参考までに、色数も141色(ちなみにコピックは358色あるそうです。ヒエー。)あるので、数を揃えれば相当活躍します。(本来は、完成した作品にお化粧をしたり、色の手直しを施すのに使っています。先が筆になっているので、実に使いやすいのです。)イラストや漫画の世界では、圧倒的にコピックがメジャーですが、ぬいぐるみ、テディベア用に使うことを考えれば、僕は、ルプループに軍配が上がると思っています。

 

(今後も、もっともっと、色数を揃えようと思っています。)