ハンドメイドの良さ

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このブログは、ハンドメイドのことを中心に書いていますが、プロダクト商品と比べて、価格は全く異なります。

それは当たり前の話で、一人(あるいは少数)の人間が手作りしているものと、工場で大量生産しているものとを、比較することに無理があり、1個当たりの制作(製造)時間と製造原価は、圧倒的にプロダクト商品の方が、効率頑張っていいので、価格を低く抑えられるのです。

 

それでも、ハンドメイドに興味のない方で、ハンドメイド作品がやたらに高価だと思っている人も結構います。

このブログを読んでいる方ならご存知の通り、コスト(特に人件費)から考えれば、ハンドメイド作品の方がプロダクト商品より、圧倒的に安いのです。

ハンドメイド作家の中には、自分の要した制作時間から考えて、単価数百円で作品を販売している人もいます。

 

まあ、本人が楽しんで制作している限り、単価を問題にするのもナンセンスだとは思いますが(楽しんで、しかもお金が入ってくる、という意味で。)。

さて、ここからが本題ですが、プロダクト品とは、その性質が全く異なるハンドメイド作品なのに、プロダクト品のようなものを、大量に制作しているハンドメイド作家もSNS上でちらほら見かけるのです(特にアクセサリー関係)。

 

ああ、これは大量生産できるな、と思えるものは、当然買い手は、プロダクト品と比べます。

価格では、全く勝負できないと思うのです。

 ハンドメイドの良さは、究極は、この世にひとつしかないもの、仮に同じようなものがあったとしても、夫々どこか違っている、ところにあります。また、大勢の方には受けない(の製造業者が採算に合わないので、プロダクト化しない。)が、少数の方には、熱烈に受け入れられるという点も。さらに言えば、手作りならではの微妙なアンバランス、不揃いさ加減が温かみを生んでいるのに、沢山の人に受けるようにと、綺麗にキチンと、工業製品のように作ろうとする人が増えているような気がします。

 

 

 それでは、ハンドメイドで作る意義はない、と思うのですが・・・。