under_the_fernさん

教室の守護神になりました
教室の守護神になりました

このブログで日本のハンドメイド作家さんを紹介することは極めてまれですが、今回は例外的にunder_the_fern(以下fern)さんについて、書かせていただきます。

 先日ご本人からも了解をいただきました。

Fernさんの作品は、以前からInstagramで拝見していましたが、シュッとした佇まい、その甘さを抑えた作風、陰も毒もあるが、行き過ぎない、暗すぎない、一点一点作り込んだ作品に、いつも惚れ惚れとしていました。

 

一度は、現物を見たいと思っていましたが、テディベア/ぬいぐるみ系のイベントには出てこられなかったので、半ば諦めていましたが、先日のネイチャーアニマルワンダーランドに初出展され、幸いして、開場前に、20点ばかりの作品をじっくりと鑑賞できました。

しかも、驚くべきことに、とても手に入らない価格だろうと思っていたのに、新人作家並の価格。

どうやら、お金のためでなく、純粋に制作を楽しんでおられるのだろう、と思われ、さらに尊敬の念が増しました。

 

一点は買いたいと思い、今回は写真の「てんぐざる」を購入しました(僕は他の作家さんの作品は、普段殆ど買いません。)。Fernさんのお隣に出展している方がお友達だったので、30分経過(出展者は、開場30分は作品を購入できない。)して残っていたら、買ってもらうことを頼んでいたら、運良くゲットできました(そのお友達も、滅多に他人の作品は買わないのに、今回に限り買っていました。)。

「てんぐざる」が持っているマリンバも、首にまいているストールも、妥協のない、見事な作り込みです。今は、教室において、皆に観てもらっています。

 

以前ブログで、自分はシュッとした佇まいの作風に憧れており、いつかは作ってみたい、と書きましたが、fernさんはそれを具現している方です。

 

海外の作家さんでは、たまに見かけますが、このような甘さを抑えたスタイリッシュな作風の方は日本には数少ないので、今後もfernさんの作品をウオッチしていきたいと思います。