教則本について

重いよう。
重いよう。

何か新しいハンドメイド系の趣味を始める場合、教室に通うより、市販の教則本を買った方がお手軽でしょう。

自分も、過去に手がけた様々なハンドメイドは、すべて教則本から入って、その後教室に通いました。

 

テディベア/ぬいぐるみ作家の中には、教則本だけで作り方をマスターした人もいますが、教則本のメリットデメリットについて考えてみました。

僕の個人的な見解は、人に実地で教わる際の、補足的な資料として、教則本はとても役に立つけれども、教則本だけだと、回り道が多い、ということです。

 

これは数多くのハンドメイドに手を染め、多くの教則本を読んだ結果、思い至った結論です。

教則本ですべて間に合うなら、習い事の教室など必要なくなります。

特に、複雑な手順、微妙な手さばきは、本では解説しきれないので、実地で教わる方が圧倒的に理解しやすいです。

 

最近は、YouTubeで手順が解説されているものもありますが、これも実地で教わることと比べれば、かなり、理解に苦しむ箇所も多いと思います。最近増え始めた、リモートでのレッスンは、その都度質問できるので、YouTube動画より良いと思いますが、色々な角度から検証できる実地のレッスンには到底かなわないと思います。

これからハンドメイド系の趣味を始める人へのアドバイスとしては、まず教室に通うこと。そして、教則本は1冊でなく、複数本用意すること。

 

人によって、教え方が違うので、1冊メインの本を決めたら、複数の本を読み比べると良いと思います(ちなみに、僕の教室では30冊ほどの教則本があり、メンバーに貸し出ししています。)。

僕がテディベア/ぬいぐるみを教える場合は、自分が習った手法をメインに、自分が開発した手法、本で読んだ手法も紹介し、その方に一番合った方法を身につけてもらおうと心がけています。

 

 

近くに教室がない場合は、複数の教則本と、YouTubeの動画(あるいはリモートレッスン)で、自分でやっていくしかありませんが。