ライバルについて

食欲の秋だね。どんどん食べよう。
食欲の秋だね。どんどん食べよう。

個人的には、創作についてライバルは必要ない、と思います。

アスリートの世界では、記録を伸ばすために、ライバルがいた方が、心理的に有利という面もあるでしょうが、作ることにおいては、「相手に勝つため」という必要性を感じないので、創作にはライバルは不要だと思います。

 

しかし、正直に告白すれば、不必要と思いつつも、ライバル視している人はいます。

自分が(イベントに)デビューした前後2年程度の人はどうしても気になって、活躍しているな、売れてきたな、良い作品を作っているな、と思えば、少なからず焦りのようなものを感じるのです。

 

また、何故かその人の活動に対して、批判的な視点で観ている自分を発見して愕然とすることもあります。

自分より、ずっと前から活動している人、最近活動を始めた人のことは、全く気にならないので、どうやら、心の奥底で、経験年数が同じ人に負けてはならない、と思っているようです。

 

数は限られるのですが、たまたま何かの機会で、自分と前後してスタートしたことが判っただけで、その人のことが気になりだします(なので、最近は、相手の経験年数は聞かないことにしていますが、親しくなると結局聞いてしまいます。)。

 

数にすれば、たいした人数ではないが、勝ち負けに拘る自分のことを馬鹿馬鹿しいと思いつつも、SNSの発信で、素晴らしい作品がアップされたり、「売れているな、活躍しているな」と思えば、その都度動揺している自分がいます。

 

また、情けないことに、イベント会場の両隣や真向かいあたりの人は、1日ライバルになって、そのブースの売れ行きが気になってしまいます。

いつか、自分のライバルは、昨日の自分だけ、といえるようになりたいな、と思っていますが、いつのことになるやら。