この1年

わらわらと溢れている~
わらわらと溢れている~

2020年は、当初予想いたのとは全く異なる1年となりました。

2019年に出展した7つのイベントに今年も出る予定でいましたが、あまり新しい試みは時間的にも出来ないだろうな、昨年と変わらない1年になるだろうな、と思っていました。

コロナ禍が勃発した2月頃も、6月には収まるだろうと高をくくっていました。

それが年末まで長引くことになるとは全くの予想外。

 

一番の変化は、イベントの出展が減ったことで制作時間が減り、時間が空いたことによる心境の変化です。

ブログを振り返っても、35月は、むしろ時間が空いたことを喜び、この時間を使っていままで出来なかったことをドンドン消化していこう、新しい試みも果敢にチャレンジしていこう、という気概に溢れていました。特に緊急事態宣言の時が一番燃えていたのではないでしょうか。

 

この気持ちは6月の中頃まで続いたと思いますが、終息が見えない中で、次第に気持ちが重くなり、制作意欲やチャレンジ精神が減退していきました。

 

振り返っても、811月はダラダラと間延びした時間の過ごし方をしていたと思います。

幸い、教室の方はコロナ禍を理由に出て行く人もいましたが、それ以上に毎月のように新しいメンバーが増え、唯一の心の支えになっていました。

 

 しかし、古いメンバー(とはいっても23年くらい)の方々も、一様に以前よりは制作意欲をなくしており、行動を制限され、先行きが見えないと、誰でも気持ちが下がってくるものだなあ、と痛感します。

 人間は、自分も含め、先行きが見えないと、何をするにも億劫になるのだな、とも思います。

 

来年中にはワクチンが行き渡り、あの騒動は一体なんだったのだろう、と人々が思うようになっていることを期待し、新たな気持ちで作り続けていくことにします。