他人の評価

僕たち泳ぎが得意だよ
僕たち泳ぎが得意だよ

ハンドメイド作品を制作するようになると、人に見せたくなるし、次第に周囲の評価も気になるものです。

ここで気をつけなければならないのは、友人や知人からは、褒め言葉しか聞けない、ということです。

 

友人知人からの評価だけですと、次第に自信過剰になります(僕の場合がそうでした。)。

ところが活動が本格化してくると、雑貨店やカフェなどの委託先からの意見、SNSでのDM、作家仲間からの評判(直接ではなく、あの人がこう言っていたという間接的な意見)など、ネガティブな意見も耳にするようになります。

 

今回言いたいことは、100人のうち、100人から肯定的な意見をもらうのは不可能だ、ということです。

夏が好きな人もいれば、冬が好きな人がいるように、人の好みは様々、やれ小さすぎる、大きすぎる、高すぎる、安すぎる、もっと明るい色がいい、落ち着いた色が良い、可愛すぎる、クールすぎる、など、好みが違えば180度意見が異なりますが、周囲のすべての人の意見に答えようとすると、自分を見失います。

 

僕は映画が好きで、何を観るか決める際、yahoo映画の星取り表などを参考にしていますが、どんな傑作映画でも、必ず低評価している人が一定数います。

なので、自信をなくしたとき、これをチェックすれば、大体リカバリできます。

 

個人的に、特に辛いのは、イベントで僕のブースをちらっと観て、「くだらん」とばかり、瞬間的にそっぽを向いて立ち去って行く人が続いた時です。

イベントに出始めのころは、それまで友人知人に褒められていたので、自分の作品を全否定する人が少なからずいることを知って、本当にショックでした。

 

これは、正直ネガティブな意見より厳しいですが、(確かめた訳ではありませんが)すべての人が立ち止まるブースはないと思います。

 

イベントでは、むしろ、立ち止まってじっくり観てくれる人が少しでもいることに感謝したいと思います。