才能とセンス

寒いからきぐるみ着てるよ
寒いからきぐるみ着てるよ

ハンドメイド作家なら誰しも一度はぶち当たるのが「自分には才能やセンスがないのでは」という悩み(恐れ?)で、当然次に思うのが才能やセンスは伸ばせるのか、という疑問です。今回は、このやっかいな悩みと疑問について思うことを書いてみたいと思います。

 

ネットで調べると、色々な人がいろんな意見を書いていて、才能もセンスも生まれつき、という見解もあれば、才能は生まれつきだが、センスは磨ける、また少数ですが才能は伸ばせるが、センスは生まれつきというサイトもありました。

Cat-GPTに尋ねたところ、なんと才能もセンスも努力や経験で伸ばすことができる、となっています。

 

そもそも才能は生まれ持った能力という意味ですから、これはおかしい、と直感的に思うのですが、才能という言葉をどう定義するかにもよると思います。

自分のことは棚に上げますが、教室に訪れる方々を見ていると、才能やセンスの違いは確実にあります。

 

個人的には才能やセンスにも当然レベルがあると思うのですが、極めて優れた類まれな上位数%のレベルを才能やセンスがある、ととらえると、いかに努力や経験を重ねても、到達できない人が大半になるので、才能もセンスも生まれつきという結論になります。

 

しかし、努力や経験で確実に能力や感覚は磨かれていきますので、才能やセンスにも様々なレベル、段階があると考えれば、その能力や感覚が、第三者から見て生まれつきのものか、努力や経験で獲得したものかは見分けがつかないので、周囲の評価としては、この人にはある程度の才能やセンスはある、と考えるのではないでしょうか。

 

結局天才には叶わないけれども、努力や経験で5年前、10年前の自分よりは、(見かけ上ですが)確実に才能やセンスのある人になれる、というのが結論です。