材料の管理

i-ppoたおか 田岡正臣 経堂 東京 ナマケモノ イラスト
ほのぼの親子

色々な素材を使用して新たな制作手法を試すのが好きだ、ということは何度も書いてきました。

モヘア(テディベア)、陶芸、樹脂粘土やフェルト、レジン、キャンドルなど、現在進行形で、色々な素材を使っています。

これはこれでとても楽しく、新しい素材に挑戦することで、創作意欲もわいてくるのですが、材料の管理がとても大変です。

自分が選んだ創作ジャンルを一筋に追求していく人は、このような問題は生じないのでしょうが、自分の性分として、常に新しいことに手を出したい、というのがあり、今後もずっとこの状態が続くと思います。

面白い素材があると、とりあえず買っておくのですが、買ったことさえすっかり忘れ、半年、ひどいときには、1年後くらいに、ひょっこり出てきて、ああ、こんなものを買っていたのか、と思うことさえ多々あります。

とにかく、抱えている材料の種類が多いので、何がどれだけあるか把握されておらず、大切な材料が突然切れることも度々あるので、なんとかしなければ、と思っています。

いや、それどころか、ないと思って買いに行ったところ、後日、思わぬところに買いだめしたものがあったのを発見した、という時は、本当に悔しい思いをします。

広い倉庫でも持っていれば別ですが、保管場所の確保も困りますしね。

作品の在庫管理もあり、せめて材料の在庫は必要最低限に抑えたい、というのが本音です。

いつかは、自宅に陶芸用の窯を買いたいと思っているのですが、場所も取るので、その前に、この在庫問題を解決する必要があります。

一旦置く場所を決めたら変えないで、Aという材料は、必ず、ここにある、とするのが一番良い方法と思いますが、何しろハンドメイドの材料は小さいものが多く、ジャンル別に分けていても、すぐに一箇所に色々なものを保管するようになり、探し物が見つからない状態に陥ります。時々、展示会で、他の作家さんに、「こんなに色々手を出して、材料の管理はどうしているのですか。」と聞かれますが、返答のしようがありません。

いったい、材料が多い人は、どのような管理をしているのでしょうか。

是非教えていただきたいものです。

もっとも、制作範囲を狭めて、材料を絞れば、この問題は直ちに解決するのですが(それが出来ないんですよね。)。