毎回、イベント出展が次の経験につながるように、テーマを決めて、会場にいる間は、特定の項目に注目しています。
今回はディスプレイに注目しましたが、自分のディスプレイは、今回も、実にイージィ(写真のとおりです。写真に撮ると、思った以上に芸のないディスプレイだな~)。
布の中は段ボールですが、これで良いと思っている訳ではなく、もっとなんとかしたいなー、と思っているところです。実際、これは本当に自分の弱点です。
女性の方が持っているインテリアに関する繊細さが自分にもあったらな、と思います。
今回のイベントの両隣のお二人が、本当に素敵なディスプレイで、じっくりと観察させてもらいましたが、ディスプレイに使用している繊細な棚とか、アンティークのおしゃれな鞄を広げて、中に作品と花を入れたりするセンスなど、真似をしようと思っても出来ないレベルです。
けっこう、ディスプレイを中心に、イベント会場を見て回りましたが、作品のレベルとディスプレイはけっこう比例していることに気づき、愕然としました。
また、作風とマッチしたディスプレイは、より世界観が明確になり、作品の魅力をアップするようです。
但し、自分を慰めるならば、(自分が知っている範囲で言えば)出場経験が多い方ほど、ディスプレイも洗練されてくるようです。良くしようという気持ちがなければ、ベテラン作家でも、工夫のないディスプレイをしていたような気がします。
さて、第26回のテディベアコンベンションは高田馬場に会場が移り、今回よりかなり会場が広くなるようです。ハーフブース(幅90cm)がなくなるようなので、いよいよ、魅せるディスプレイに挑戦する時期がきたのでしょうか。
少なくとも、来年までには、布+段ボールは卒業しよう、と思っています・・・。
また、今回は、出来る限り周囲の出展者に話しかけ、創作に関する苦労話や、様々な情報などを交換しました。
色々な方から、実に有意義で貴重な話も聞け、これを聞くだけでも、出展の価値はあります。
つい最近まで、お客さんの目線を追うことが精一杯で、中々そんな余裕はなかったのですが。
作家さんの中には、会場前の準備時間や、2日目の客足が途絶えたころを見計らって、あちこちで、情報収集しています。僕の所にも、結構な人が話しかけてきました。
今のところは、そこまで遠征して、遠くのブースまで話にいきませんが、客として来場していた頃は、結構沢山の作家さんと話しいていたことを思い出します。
しかし、出展者として、他の出展者と会話する方が、遥かに深い話が出来ますので、こんなところにも、作家として出展したメリットがあり、作家活動している有難味を感じます。