楽しさのバリエーション

のんびりー
のんびりー

「仕事が楽しい」という言い方があります。

でも、仕事が楽しい、というのが、どういうことか分からない、という人が時々いますが、遊んでいる時の楽しさとごっちゃにしているのではないか、と思います。

たぶん、過去を振りかって考えると、仕事の楽しさは、達成感の中にあるのでは、と個人的には思います。

自分としては、ハンドメイド作品の創作に熱中している楽しさと、旅行に行ったときに感じる楽しさ、映画を観ている時の楽しさ、友人と語り合っている時の楽しさは、それぞれ楽しさのポイントが異なるように感じます。

 言葉の定義は難しいのですが、「楽しい」って、どうやらプラスの感情(心地よい、ワクワクする、感動する、などなど)に満たされている=満足している時をもって、楽しいと表現するような気がします。

(楽(らく)と楽しいも違いますよね。楽は、苦しい状態が消えて、さらに深くリラックスしている状態を言うような気がします。ビーチで寝そべっていたり、温泉につかっているイメージでしょうか?)

でも、どんな人でも、24時間、365日楽しいというのはあり得ないと思います(付き合い始めた恋人など、一時的になら、あり得ると思いますが)。

 満足していない時、満たされていない時があるからこそ、満たされていることがわかる、と思いませんか?

ずっと満たされていることに対して、満たされているという感情はわかないと思います(五体満足であること、心身共に健康であることについて、健康な人、普段の人は楽しいとは思わない。)。

しかも、行動する楽しさには、スパイスとして苦も伴っていることが多い(というか殆どの場合、苦がある)と思います。

僕にとっては、まさに、創作の楽しみが、それにあたる、と思っています。

そして、大切なのは、苦が混ざった楽しみの方が、深く人生を味わえる、というではいでしょうか。(そう考えると、多少の生みの苦しみ、出来上がった作品の出来の悪さによる落ち込みは解消されますよね。)

 

さらに言えば、100人いれば、100通りの創作の楽しみがある、自分が創作から得られる楽しみと、他の人が感じでいる創作の楽しみはきっと違う、そんな風に思います。