![i-ppoたおか 田岡正臣 下高井戸 東京 テディベア 杉並](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=432x10000:format=jpg/path/s9d6b91bffa6c5398/image/i1754bdd5c0283241/version/1572859941/i-ppo%E3%81%9F%E3%81%8A%E3%81%8B-%E7%94%B0%E5%B2%A1%E6%AD%A3%E8%87%A3-%E4%B8%8B%E9%AB%98%E4%BA%95%E6%88%B8-%E6%9D%B1%E4%BA%AC-%E3%83%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%99%E3%82%A2-%E6%9D%89%E4%B8%A6.jpg)
教室に通われている方は、みなさん一様に、「早くうまく作れるようになりたい」とおっしゃいます。その時の僕は、必ず「うまく作るより、素敵(魅力的)に作る方が大事ですよ。」と答えます。でも、高い技術と魅力的な作品は、トレードオフの関係にないので、両方あった方がいい、という人もいます。
この話が出ると、必ず思い出すのが、本物そっくりに描かれている「スーパーリアリズム」の絵画です。個人的には、あの手の絵はあまり好きではないし、技術やテクニックの無駄使いだと思います。
僕の作風から察してお分かりだと思いますが、僕は、圧倒的に、作者の世界観、個性を重視します。
しかし、ここが肝心なのですが、自分が表現したいこと、やりたいことに、技術やテクニックが必要なら、やはり技術やテクニックは必須だと思うのです。
表現したいことに、高度の技術や、うまさ、熟練の技が必要ないなら、あえて技術やテクニックは必要ないと思いますが、但し、自分の技術やテクニックを磨くことを怠って(楽をして)、意図的に安易な作風に流れるのは、やはり、一種の逃げだと思います。
まとめると、「自分が目指すもの、表現したいことに、技術の高さが関わることもあるので、技術や手テクニックの幅を広げ、精進することは無駄ではない。」というのが、僕の結論です。
ちょっと回りくどい表現ですが、今後も、うまく作っていること以外に特徴がない作品は、出来る限り作らないようにしたいと思います。
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