![ippoたおか テディベア/ぬいぐるみ教室 テディベア ぬいぐるみ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=430x10000:format=jpg/path/s9d6b91bffa6c5398/image/i269146aeaa9f6d15/version/1599298434/ippo%E3%81%9F%E3%81%8A%E3%81%8B-%E3%83%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%99%E3%82%A2-%E3%81%AC%E3%81%84%E3%81%90%E3%82%8B%E3%81%BF%E6%95%99%E5%AE%A4-%E3%83%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%99%E3%82%A2-%E3%81%AC%E3%81%84%E3%81%90%E3%82%8B%E3%81%BF.jpg)
このブログでは、一貫してハンドメイド作品では、オリジナリティが重要だと主張してきました。
しかし、先日、オリジナリティより重要なものがあることを、最近すっかり忘れていたことに気づかされました。
教室のメンバーで、オリジナルの型紙を何作か完成されていた方が、自宅で新しい型紙の原型を作ってきたのですが、前作の方が、オリジナリティ度合いが高かったので、「前作の方が良かったと思う」と素直な感想を言ったところ、「最近自分の型紙は、自分が本当に作りたかったものから離れてきている。自分が本当に作りたかったものは、こちらの方です。」とおっしゃったのです。
僕は、今まで見たことがないものを特に高く評価し、メンバーへのアドバイスにしても、より斬新なもの、他にはないものを作るようにアドバイスしてきました。
どうやら、このアドバイスも原因して、自分が作りたかったものから離れてきたようなのです。
作り手として、一番大切なことは、自分が本当に作りたいもの、好きなものを作ることで、自分自身を深掘りすることで、結果として出てきたものが、個性=オリジナリティなのに、意図的に他とは違ったものを作ると、奇をてらったもの、珍奇なものになる可能性があります。
うまくいったとしても、自分が気に入っているかどうかは別の話なので、やはり、前提は、自分が納得できる範囲で、オリジナリティを出すことが大切だと思います。
このことを最近ないがしろにしていました。
自分自身の主力作品にも、実は大して好きでもないのに、売れるから作っているものがあるので、その方が言われたことは、本当によく理解できました。
ここ最近の、最大の反省事項でした。
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