作品を客観視する

早く春にならないかな
早く春にならないかな

モノを作って売る上で、一番大切なことで、一番難しいことに、自分の作品を第三者目線で客観的に評価する、ということがあげられます。

 

売る気がなく、ただ作るだけなら、自分の好きなように、納得がいくように作れば良いので、そんな面倒なことは必要ないのですが、売るためには、他人に評価される必要があります。

自分の作品を客観的に見ることは至難の業ですが、特に作った直後は、第三者の目で見ることは、極めて難しいと言えます。

 

しかも、その第三者にどのような人を想定するかで、評価も、もの凄く異なってきます。

一般的な嗜好の人か、マニアックな人かで真逆なくらい評価が異なる場合もあるでしょう。

 

 

ボクの場合、作った直後は自分の作品に対して、ものすごく甘くなっているので、極力第三者的な目ではみないようにしています。

作成後、しばらく経過(12週間から1ヶ月後位)してから、意識的に第三者の目でみるようにしていますが、その場合は、あえて一般的な嗜好の人の目で見るようにしています。

その点、SNSは短時間に大勢の目にさらされ、それがダイレクトに「いいね」やコメント数に現れるので、わりと客観的評価として参考にしていいと思います。

しかしながら、これらSNSは写真の出来不出来にかなり左右されるので、実際にイベントやネット販売に出したときに、「こんなはずじゃなかったのに」ということになる場合が多々あります。

 

面白いことに、自分の作品を制作してから1年以上経過して見ると、かなり客観的に見ることが出来ます。

まあ、その当時は気づかないでいた、欠点や、いたらない箇所が、はっきりクリアにされる場合が多いようです(ガックリしますね。)

 

思い入れがある作品ほど、欠点や弱点に気づきにくい、といのは本当に困ったモノです。