生地の選択

染めるのも楽しいです。
染めるのも楽しいです。

ぬいぐるみ(テディベア)の制作には、どの生地を選択するか、という楽しみがあります。

テディベア教室に通っていた頃は、基本モヘア(アンゴラ山羊の毛)の中から、毛の質(長毛短毛巻き毛等々)と、色から選んでいたのですが、この段階でも選ぶ楽しみは結構ありま した。

 

自作するようになってからは、起毛しているかいないかに関わらず、あらゆる生地から選択するようになり、しかも生地を購入してから、自分で染めていますので、選択肢は無限大といっても良く、常に新しい発見があります。羊毛フェルト制作にはこの楽しみがないのでは、と思います。

 

今は、教室のメンバーの方々からの様々な情報もあり、生地の知識は日々更新されています。

入手先は、7割が日暮里の繊維問屋街、残り3割がネットかオカダヤです(残念ながら、ユザワヤには使える生地が少ないように思います。)。

 

自作するようになった当初は、結構ネットで買っていたのですが、実物を見ていないため、失敗が多く、最近は、ネットでは、生地の性質等がわかっている物しか買いません。

生地が伸びるか、ほつれやすくないか、毛の触感などは、手で触れてみないとわからないので。

 

日暮里では、トマトとナガトで買うことが多いでしょうか。

大体3ヶ月に1回くらいは行きます。オカダヤには新宿に映画を観に行ったついでに寄ります。

 

日暮里で珍しい生地があると、オカダヤのように10cm単位では変えないので、お試しができないため、店先で大いに悩みます。

使えるか使えないかは、経験により勘が働くようにはなったのですが、それでもじっくり考えて購入しても、未だに失敗して殆ど使わない生地もあります。

 

でも、悩んで失敗するのも大いなる楽しみのひとつなので、あまり悔いはありません(ネットで買って、創造していたのと違うと悔しさしか残りませんが。)。

イベント会場では、気分が高揚しているので、余計なものを買ってしまうので、できる限り買わないようにしています。